2023.06.08
「TSMC」第2工場も熊本へ ~「JASM」の求人情報をご紹介
こんにちは。リージョナルキャリア熊本のコンサルタント、田尻です。
2023年6月6日、半導体受託製造のTSMC(台湾積体電路製造)が熊本県に「第2工場」を建設する意向を示し、熊本でさらなるインパクトを与えています。
今年1月、日本国内に第2工場の建設を検討していることが明らかにされた当初から「次はどこに?第2工場も熊本か?」と県内でも期待を込めて噂されていましたが、実現すれば、県内の産業や経済へのさらなる波及効果が期待されます。
熊本にとどまらず、九州全体でも「シリコンアイランド九州」復活への機運が高まっていますが、その一方で、半導体人材の争奪戦や育成についても、引き続き懸念されています。
そこで今回は、この「TSMC 第2工場」についてまとめてみました。
熊本にTSMC第2工場建設へ
(建設中の工場 ※2023年6月、筆者撮影)
現時点(2023年6月7日)では未発表の部分も多くありますが、以下の内容が明らかにされています。
■立地場所:現在建設中の工場周辺を検討(現時点で土地は取得段階)
■建設時期:未定
■投資規模:未定
■製造内容:画像センサーや自動車向けを中心に生産予定
現在、菊陽町に建設中の第1工場は2022年4月に着工、2024年末に生産開始予定となっています。
県では、工場周辺の渋滞対策、また製造過程で必要とされる水の確保といった環境整備など、さらなる対応が必要となります。
TSMC熊本工場の採用について
TSMC熊本工場の日本での採用を担う合弁会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」では、ソニーグループなどからの派遣を含め、1,700名を採用予定。第2工場の建設が進めば、さらに採用ニーズは拡大すると想定されます。
(建設中の工場 ※2023年6月、筆者撮影)
弊社でもJASM社の採用に関して多くの方にお問い合わせを頂いております。TSMC進出をきっかけにU・Iターンを検討される方からの相談も増加しています。
県内では、エンジニア人材を中心に採用は激化しています。一方で半導体人材の育成にも力を入れており、県内の大学などの教育機関でも新たな学部を新設するなど、動きが活発化しています。
かなり多くの方にご応募いただくこともあり、すぐに充足してしまう案件も多々ありますが、一方で新しい求人も追加されるなど、求人の動きが活発なため、ご興味のある方はまずは一度お気軽にご相談ください。
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