2025.03.31
【長野県】転職活動のヒントになるかも?地元企業の新工場建設情報を紹介
リージョナルキャリア長野のコンサルタント、中山です。
国内外を取り巻く市場環境は刻々と変化しており、企業も時代の流れに沿って変容を求められています。長野県には、こうした市場の変化に対応するために工場の増設を進める地元企業もあります。
ただし、増設には新たに設備を導入したり、人員を増員したりすることが必要です。つまり、転職活動を行う皆さんにとっては、狙っていた企業や業界にチャレンジできる大きなチャンスとも言えるのです。
そこで今回は、2024年から2026年にかけて工場の増設を行う、または今後増設を行う予定が公表された企業3社をピックアップしてご紹介します。
株式会社北川製菓 / 安全・安心で美味しいスイーツを海外にもお届け
(リージョナルキャリア長野撮影)
北川製菓は、多彩なドーナツをはじめとするスイーツのメーカーです。現在、駒ヶ根と宮田村に工場を有していますが、2025年6月に新工場の竣工(駒ケ岳工場の増設)を控えています。同社では、特に冷凍ドーナツの売上が好調であり、長期冷凍保存が可能なことから、今後に向けた大幅な増産と海外展開を視野に入れています。
同社のドーナツは我が家の娘たちにも好評で、いつもお世話になっています。イオンやコープをはじめ、全国のスーパーやコンビニで販売されているほか、アンテナショップやインターネットでも購入可能です。
なお、同社では新工場の竣工に合わせて、製造、設備保全、商品開発、生産管理などのポジションで積極採用中です。
※「2025年3月31日」時点の求人情報となります。閲覧されるタイミングによっては掲載が終了している場合もございますので、あらかじめご了承ください。
東洋技研株式会社 / 安定需要を背景に物流体制を強化する端子台メーカー
(画像引用:東洋技研株式会社HP)
東洋技研は、岡谷市の諏訪湖畔に本社を構える端子台メーカーです。端子台は、電線やケーブルを接続するための装置であり、電気を使うあらゆる機器や回路に用いられています。そのため、私たちの暮らしや社会と密接に関わっており、その需要が途切れることはありません。
同社では、端子に用いられるプレス部品や樹脂部品を自社で内製しており、一貫した製造体制を確立していることが特徴です。また、これまで全国各地に点在していた受発注の部門を本社に統合し、より効率的に製品を届ける体制を整えています。
2025年内には、本社敷地内に増設する新工場が稼働を開始する予定です。この工場には大型倉庫を併設し、物流体制の強化を図ります。それに伴い、同社では受発注業務を担える人材や製造工程の中核を担う人材、金型を開発するエンジニアなど、幅広く募集しています。
【東洋技研HP】
https://www.togi.co.jp/
※「2025年3月31日」時点の求人情報となります。閲覧されるタイミングによっては掲載が終了している場合もございますので、あらかじめご了承ください。
日置電機株式会社 / 世界的な半導体需要の高まりに応じて事業拡大を図る
(画像引用:日置電機株式会社HP)
日置電機は上田市に本社を置く電気計測器メーカーです。HIOKIといえば、計測器の代名詞ともいわれるほど安定した性能を提供し、研究開発から保守サービスまで、あらゆる産業分野で絶大な信頼を得ています。
近年では、半導体の製造工程に用いられる製品の需要が急激に伸びています。同社では、生産体制確保のため、2024年に新工場(上田第二工場)の稼働を開始しました。新たな人材に関しても、電気設計や生産技術などの技術職から、企画運営や総務などのバックオフィス業務まで、広範囲で採用しています。
【日置電機HP】
https://www.hioki.co.jp/jp/
※「2025年3月31日」時点の求人情報となります。閲覧されるタイミングによっては掲載が終了している場合もございますので、あらかじめご了承ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
新工場を増設する背景を知ることによって、その企業の経営状況や今後の戦略が見えてきます。そして、選考を賢く進めていくためには、「その企業が何をしたいのか」「何を目指しているのか」を捉えることがとても大切です。
今回ご紹介した情報はごく一部ですので、長野県へのUIターン転職を検討されている方は、弊社「リージョナルキャリア長野」へご相談ください。戦略的に転職活動を進められるよう、全力でサポートいたしますので、ぜひ一緒に頑張りましょう。