2022.09.12
【転職ノウハウ】ずっと求人が出ている企業＝ブラック企業？
こんにちは。リージョナルキャリア大阪（株式会社グリッド）のコンサルタント、吉田です。
先月末、3年ぶりの淀川花火大会が大阪で開催されました。私も久々に目の前で上がる花火を見ることができ、「夏らしさが戻ったな」と感じた一方で、いつもとは違う8月末開催だったことや、コロナの第7波の影響で家にいることも多かったため、あっという間に夏が終わった印象があります。
そんな中でも、転職活動をしている方の数は変わらないように感じているのですが、最近の面談で、たまにご質問をいただく「常に求人を出している企業はブラックなのでは？」という点に触れたいと思います。
常に求人を出している企業は本当にブラックなのか？
今までいろいろな企業と出会ってきましたが、「常に求人を出している企業＝ブラック企業」と、一概に言えるわけではありません。
確かに、ブラックとされる企業が常に求人を募集していることはありますが、一方で働きやすく優れた企業もたくさん存在します。
先入観で決めてしまうと、せっかくの優良求人を逃してしまうこともありますので、インターネットの口コミだけに頼らず、転職コンサルタントから情報収集をしっかり行ったり、選考プロセスを通じて判断していくことが重要です。
また、Aさんにとってはブラックだと感じる環境が、Bさんにとっては非常に良い職場である可能性もあるため、自身の価値観や求める職場環境を考えることも重要です。
常に求人を出している企業の特徴
では、どのような企業が常に求人を出しているのか？大きく分けて3つのパターンに分かれるのではないかと思います。
①成長企業や事業拡大中の企業（増員目的）
軌道に乗ったベンチャー企業や新しい事業・サービス開発に成功した企業が多いですが、非常に働きやすい環境の企業もあれば、まだ制度が整っていない企業、労働時間が非常に多い企業など、環境はさまざまです。
②募集は常に出ているが、採用基準が厳しい企業
「良い人材がいればいつでも採用したい」というスタンスの企業です。ベンチャー企業～大手企業まで、規模に関わらず「人材」に価値を感じており、人を大切にする企業が多い印象です。
経験やスキルのみでなく、「価値観が合致しているか？」「ビジョンがあるか？」など、さまざまな視点でこだわった採用をしている企業がこれに当てはまるのではないかと思います。
③離職率が高く、人の入れ替わりが激しい企業
企業規模に関わらず、「労働時間が長すぎる」「目標やマネジメントが厳しすぎる」「休めない」「残業代が支払われない」「人間関係が良くない」など、さまざまな原因で退職者が恒常的に出続けている企業です。
ただ、このような環境を「自身の成長やキャリアのため」と捉える方もいらっしゃいます。
非公開求人がある理由のひとつ
企業の中には、常に募集を出していることでイメージを悪くしないために、求人自体を公開しない企業もあります。また、求人自体は出していないものの、人材ありきでポジションを検討する企業もあります。
このような企業は比較的人材の価値や社内の雰囲気、社員を大切にしている印象があります。
私たちのような転職支援会社を利用すると、思ってもみなかった求人と出会える可能性もあります。ただ、「非公開求人＝優良案件」というわけでもありませんので、しっかりご自身で判断していくことが必要です。
「どのように見極めるべきか」については、情報収集だけでなく、選考を通じてその企業の社員とコミュニケーションを図りながらご自身で判断していくことも大切です。
リージョナルキャリア大阪では引き続き個別相談会を実施しておりますので、一歩踏み込んだ見極め方を相談したいという方は、お気軽にご相談ください。
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