2024.09.20
沖縄県の2024年7月の有効求人倍率
リージョナルキャリア沖縄のスタッフです。
沖縄県の有効求人倍率は、2022年7月から2024年7月にかけて上昇傾向にありますが、2023年7月から2024年7月の間で見ると、有効求人倍率が1.20倍から1.10倍へと若干低下しています。
今回は、沖縄県の有効求人倍率の推移と直近の状況を紹介します。
2024年7月の有効求人倍率
沖縄県の7月の有効求人倍率は1.10倍で、前月より0.03ポイント上昇、昨年同月と比較すると0.1ポイント減少となりました。
全国の有効求人倍率は、前月比0.01ポイント増え、1.24倍。沖縄県と全国を比較すると、全国の方が0.14ポイント高くなっています。
※参照:沖縄県公式ホームページ「雇用状況概要」
エリア別求人倍率
すべてのエリアで有効求人倍率が1倍を超えており、特に「八重山」「宮古」エリアで2倍近い高水準を示しています。
宮古・八重山エリアではリゾートホテルの建設ラッシュが続いており、高い求人倍率が発生しています。離島地域(宮古・八重山)は、沖縄本島と比べても、さらに深刻な人手不足の状況が続いています。
※参照:沖縄労働局「労働市場の動き(令和6年7月分)資料2-2」
職種別求人倍率
職種別では、福祉関連(2.70倍)、建設・採掘(2.40倍)、保安(2.34倍)、サービス(2.12倍)、これらの分野では、倍率が2倍以上の高水準となっています。
IT企業関連の有効求人倍率は1倍を下回っており、他の職種と比較して低い水準にあります。リモートワークが一般的になり、地理的な制約が減少したことで、県外の求人に応募する人が増えているという状況が考えられます。
参照:沖縄労働局「労働市場の動き(令和6年7月分)資料13」
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