2021.07.14
縦の糸は「筋」、横の糸は「通」、大阪城から1→2→3
リージョナルキャリア大阪のコンサルタント、吉田です。
今回は、大阪市内の「地理事情」についてお話ししようと思います。
「筋」と「通」
大阪市内は、碁盤の目のように大きな幹線道路が整備されており、代表的な9つの「筋」と「通」があります。一番有名なのは「御堂筋」でしょうか？
私は、弊社近くを通っている「堺筋」や「本町通」「御堂筋」については、「一本の大通り」として認識はしていましたが、数年前にタクシーの運転手さんから、実は「●●筋」は南北に走る道路で、「●●通」は東西に走る道路であることを聞き、目から鱗が落ちたことを覚えています。
調べてみると、確かに「筋」は南北を結んでいて、西から「四ツ橋筋」「御堂筋」「堺筋」「松屋町筋」「谷町筋」など。
そして東西を結ぶ「通」は、北から「本町通」「中央大通」「長堀通」「千日前通」など。
営業職などで大阪にU・Iターン転職される方は、覚えておくと便利かもしれません。
最近は携帯アプリのナビが使えるため、迷いにくいとは思いますが、「筋」と「通」の違いを覚えておくと、ナビがなくても南北や東西を間違えずに道を覚えるヒントになると思います。
番地は大阪城が起点
「筋」「通」の他にも、知っておくと便利なことの一つに、「大阪の番地は大阪城が起点」もあります。
例えば、弊社のある中央区本町の場合、大阪城から近い順に「本町1丁目」→「本町2丁目」→「本町3丁目」となっています。
（筆者撮影）
「筋」「通」と併せて覚えておくと、道路標識をヒントに目的地にたどり着くスキルが身につくかもしれません。
ちなみに、リージョナルキャリア大阪を担当する弊社「株式会社グリッド」の社名の由来は、「格子状」を意味する「グリッド」。
まさに、大阪の「筋」と「通」の関係性のように、「企業」と「人」・「地域」と「人」を結びつけるということに由来しています。
たまたまですが、大阪ならではの社名なのかもしれません（笑）。
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