2021.01.26
転職活動におけるコロナ前とコロナ禍の違い<静岡の転職コラム Vol.040>
リージョナルキャリア静岡のコンサルタント、内田です。
転職活動は元々不安や分からないことが多いものです。さらに、コロナ禍で転職活動を進めることに大きな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
今回は、実際に面談の現場でよく質問を受ける2点について、お話ししたいと思います。
求人案件は減ったのか?
2020年秋に弊社が静岡県の企業を対象に行った調査では、今後の採用の見通しについて「採用数を増やす」という回答が7.0%、また「同数の採用を続ける」という回答が52.2%で、全体の約59%を占めていました。
この結果から、企業の中途採用意欲は決して低くないと言えるでしょう。
しかし、静岡県の有効求人倍率は6カ月連続で1倍を下回っており、求人数全体としは厳しい状況が続いています。ただし、夏を底に回復傾向にあり、調査結果にもあるように、即戦力となる人材を採用したいという企業の意欲は、依然として高い状態が続いてます。
また、現場で企業と接している私たちの感覚としては、コロナ後に向けて年明けからさらに積極的に優秀な即戦力人材の採用を開始したり、採用枠を拡大する大手企業が増加している印象です。
※参考資料:「【リサーチ】コロナ禍における静岡企業の求人動向調査」
選考フローは変わったのか?
2020年春ごろからオンライン面接が導入され始め、企業もオンライン面接に慣れてきました。現在では、一次面接はオンラインで行い、最終面接だけ対面で実施する企業が大多数です。なかには、すべての面接がオンラインで完結する企業も増えてきています。
オンライン面接には事前の準備が必要ですが、求職者側の移動コストは大幅に削減されます。一方で、対面での最終面接を行う企業では、健康観察記録や県外移動記録の提出が求められる場合もあります。そのため、日ごろから体調に気を配り、面接直前に感染流行地域へ出かけることは避けた方が無難です。
また、企業によっては管理部門(人事など)がフルリモート勤務を導入している場合があり、その場合は書類選考や日程調整に通常よりも時間がかかることがあります。
現在、各都道府県によって感染状況が大きく異なるため、地域によって企業の対応が異なる可能性があります。
より詳しく静岡県の企業情報が知りたいという方は、静岡県に特化したU・Iターン転職を支援する「リージョナルキャリア静岡」にご相談下さい。
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