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愛知その他2020.05.15

最終面接のポイント <愛知の転職コラム Vol.008>

こんにちは、コンサルタントの原口です。

書類選考、適正検査、一次面接と選考が順調に進み、とうとう次は最終面接!
...とはいっても嬉しい反面、どんな準備をすればいいのか?
最終面接ってこれまでの面接と何が違うのか?と気になる方も多いのではないでしょうか。

 

 

最終面接とは

これまでの面接は、主に業務上で必要なスキルや経験、

資質の確認が中心となり
現場の責任者や人事担当者が面接を行うといったケースが多いです。
一方で最終面接は、社長や役員といった最終決裁者が面接を行うことが一般的です。

業務上で必要なスキルや経験は現場のほうが分かっているということが多く、
業務スキルや資質は満たしている前提で社長や役員との面接は進む傾向にあります。
 
それでは最終面接では何を見られるのか。
最終面接では求職者が、会社で何をしたいか?仕事への熱意は?
どんな価値観を持っているか?リーダーシップは?社風は合いそうか?
利益貢献できそうか?など会社によって確認のポイントは様々ですが、
中長期的に見ても本当に会社に必要な人材かどうかを見極めるための最後の確認を行っています。
 
最終面接は入社の意思確認だけで「最終面接まで進めばほぼ内定だ」など、
最終面接は合格の可能性が高いと思っている方が多いですが、安易に捉えるのは非常に危険です。
最終的に誰に内定を出すかを判断する。
それが最終面接であることを忘れないでください。

 

 

最終面接でのポイント

① どんなタイプの面接官でも冷静に対処

社長、役員といった最終面接官にもさまざまなタイプがいます。
型にはまった面接というより、面談形式に近い雑談風面接をする方もいれば、
圧迫面接をする方、自ら一方的に語りまくる熱血タイプもいます。
しかし求職者側が、そこに合わせて態度や言うことを変える必要はありません。
心がけるのは、聞かれたことについて的確に答えること、相手のペースに巻き込まれて心を乱されないようにすること。

たったそれだけで十分です。
面接は今までにない緊張の連続。
面接官からどんな質問が来るのかを考えることも大切ですが、まずは焦らないことです。
緊張は誰でもするものなので、焦らなくても大丈夫。
自らを良く見せようとして、本来の自分すら見せられないと本末転倒ですからね。

 
② 事前に矛盾しやすいケースを把握。充分注意して発言できるよう意識

一次面接や二次面接に通過すれば最終面接の面接官が変わったとしても、
これまでに発言した転職理由や志望動機、これまでの経歴といった内容は次に伝わっています。
最終面接はこれまでの面接の発言とズレがないかどうかのチェックとしても行われる場合がありますので、
退職理由や志望動機、これまでの経歴を丁寧に話すに越したことはないでしょう。
また、これまでの面接で話した情報を元に、より突っ込んで面接を行っていく傾向もありますので
『具体的なエピソードは?』『●●ではだめですか?』などの深掘りをされても対応できる様に回答の深みも重要となります。

 

③ 企業の利益に貢献できることのアピールや入社への覚悟感

社長や役員などの経営者が最終面接官だった場合、
自分を雇うことによって企業にどのような利益があるのかを伝えることがポイントです。
「自分の具体的な強み」「その強みを説明するための具体的経験談やエピソード」
「強みを今後の仕事でどう活かしていくつもりか」など、経験やスキルをアピールする意味でも、
前職の実績をベースにしたPRを事前に考えて用意しておいたほうが無難です。
また、最終面接では、あえて厳しい言葉を投げかけることで覚悟がチェックされています。
厳しい言葉に"頑張ります!"と即答できる準備はできていますか?

 

④ 逆質問

これまでの面接と同様に入社意思の強さや会社や仕事の理解度をチェックするためのものなので、
「特にありません」とならないように、仕事や会社に合わせた内容の質問を必ず2~3個ほど準備しておくといいでしょう。
一般的には会社や仕事をより知りたいという意欲を感じる質問が好印象です。
間違ってもホームページを見ればわかるような質問や、どの企業でも通用する使い回しの質問、
給与や福利厚生、休日などの待遇にこだわり過ぎる質問はしないほうがよいでしょう。
あくまでも会社に貢献したいというポジティブなスタンスを忘れずに。


 
 

今回は、最終面接とその他の面接の違いや、最終面接のポイントを紹介しましたが、いかがでしたか?
最終面接は、単なる意思確認ではありません。
一次面接や二次面接は、迷ったら通過させるのが一般的ですが、最終面接では迷ったら落とされることがほとんどです。
最後まで気を抜かずに、面接前の準備をしっかり行いましょう。

この記事を書いた人

チーフコンサルタント 
原口 翼

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