2018.05.25
【熊本大好きプロジェクト】祝!天草・崎津集落 世界遺産へ
熊本に新たな世界遺産が誕生する見通しです!
今月、ユネスコの諮問機関が熊本・天草にある﨑津集落を世界遺産登録へ勧告しました。
( 長崎県と熊本県の「潜伏キリシタン関連遺産」 )
2016年7月時点で、世界遺産に登録されているのは1052件(文化遺産814件、自然遺産203件、複合遺産35件)。
日本には 現在、「法隆寺地域の仏教建造物」 「姫路城」 などの文化遺産や、
「白神山地」 「屋久島」などの自然遺産合計20ヶ所の世界遺産が登録されています。
熊本でも万田坑(荒尾市)と三角西港(字城市)が2015年に
「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録されたのが記憶に新しいです。
私事ながら、当時登録された直後にバイクでツーリングに出かけたのを覚えています。
今回も、早速車で天草・崎津まで出かけてきたのでご紹介します!
崎津といえばやはり崎津天主堂。
実は今有名な天主堂は1934年に新しく建てられたもの。
それ以前は別の場所に、1873年キリスト教解禁後に木造で建てられたものでした。
その後、禁教期に"絵踏み"が行われた﨑津吉田庄屋役宅跡に、現在の﨑津教会が1934年に建てられました。
これは弾圧を象徴する場所に教会を建てたいという強い願いによるものだそう。
﨑津集落で200年以上にわたり潜伏したのちに、復活の象徴として集落のシンボルとなっているんですね。
教会内部は建設当初から畳が敷かれており全国的にも珍しいそうです。
「天草の﨑津集落」の興味深い点は、禁教期において仏教、神道、キリスト教が共存していたというところです。
キリシタンと発覚しないよう、表向きは仏教徒や神道信者となることで宗教を偽装して生活しており、
その舞台となっていたのが崎津集落の中心にある崎津諏訪神社だそう。
世界遺産として登録されるにあたって、崎津集落の歴史的価値がよくわかるよう
展示などが充実しており、知的好奇心が刺激される、楽しいドライブができました。
熊本はバイクや車でお出かけするには本当に恵まれた場所!
特にバイカーにとっては熊本は憧れの土地なんです。
これから来る梅雨があければバイクのツーリングにはいい季節。
私はUターン後 初のバイクシーズンを満喫するつもりです!
またツーリング・ドライブスポットをご紹介したいと思います。
★天草市HP「天草の崎津集落を世界遺産へ!」★
http://www.city.amakusa.kumamoto.jp/sakitsu-sekai/