2024.11.07
【熊本の有効求人倍率】2024年9月ー1.23倍で先月から横ばい
熊本労働局は2024年10月29日、「2024年9月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局「一般職業紹介状況」)
熊本県の有効求人倍率
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.23倍」で先月と同じ、横ばいとなりました。
全国平均の1.24倍を0.01ポイント下回り、全国では20位、九州では大分(1.34倍)、宮崎(1.32倍)、佐賀(1.28倍)に次いで4位の結果となりました。
市場の概要
□有効求人数 35,037人(前月比1.4%増↑)※3か月ぶりに増加
□有効求職者数 28,442人(前月比1.1%増↑)※4か月ぶりに増加
□新規求人数 12,611人(前年同月比2.1%減↓)※19か月連続減少
│産業別動向(前年同月比増減)
増加 | 建設業 | ↑4.8% |
製造業 | ↑8.5% | |
サービス業(他に分類されないもの) | ↑37.5% | |
減少 | 運輸業・郵便業 | ↓7.5% |
卸売業・小売業 | ↓11.4% | |
宿泊業・飲食サービス業 | ↓5.9% | |
医療・福祉 | ↓12.3% |
<概況>
「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は前年同月比で7.2%減となっています。先月も前年同月比で34.0%減となっており、2か月連続で減少していますが、前年に多くの求人があった影響により人手不足は変わらず続いています。産業別の新規求人は半導体関連産業の好調による影響で、「職業紹介業」を含むサービス業(他に分類されないもの)が前年同月比37.5%の増加、半導体や自動車部品などを製造する「生産用機械器具製造業」が前年同月比66.0%増と大幅に増加しています。
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