2024.10.03
【熊本の有効求人倍率】2024年8月ー1.23倍で先月より上昇
熊本労働局は2024年10月1日、「2024年8月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局「一般職業紹介状況」)
熊本県の有効求人倍率
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.23倍」で先月より緩やかに上昇しました。
全国平均の1.23倍と同水準となっており、16位、九州では大分(1.35倍)、宮崎(1.31倍)、佐賀(1.31倍)、に次いで4位の結果となりました。
市場の概要
□有効求人数 34,563人(前月比0.4%減↓)※2か月連続減少
□有効求職者数 28,129人(前月比1.0%減↓)※3か月連続減少
□新規求人数 11,239人(前年同月比9.9%減↓)※18か月連続減少
│産業別動向(前年同月比増減)
減少 | |
建設業 | ↓9.5% |
製造業 | ↓12.7% |
運輸業・郵便業 | ↓23.8% | 卸売業、小売業 | ↓26.6% |
宿泊業、飲食サービス業 | ↓22.9% |
医療、福祉 | ↓4.1% |
サービス業(他に分類されないもの) | ↓1.7% |
<概況>
「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は前年同月比で34.0%減となっています。先月は前年同月比で49.2%増とプラスとなっていましたが、今月は再び前年同月を下回る結果に。世界的に調整局面が続く半導体関連を含む製造業は、2024年末に控えるTSMC(JASM)の第2工場本格稼働や半導体関連企業の部署拡張などの影響により、先月までは増加の動きがみられていましたが、今月は12.7%減のマイナスとなっています。製造業をはじめとする多くの企業は、人手不足であるものの物価上昇や為替の影響から新規の求人を控えざるを得ない状況が続いています。
一方、生活関連サービス業,娯楽業では、ゴルフ場に海外からの観光客を含む利用客が増えたことから、17ヶ月ぶりに48.4%の求人増となりました。物価高騰などが雇用に与える影響については、引き続き注視が必要となっています。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時と比較すると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多いため、すぐに充足してしまうことも多々あります。
一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
▼TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら
TSMCの合弁会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の求人まとめ
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