2023.05.22
【日立市・中編】茨城県観光vol.6 日立市かみねレジャーランド
こんにちは。リージョナルキャリア茨城のコンサルタント、佐藤です。
もっと茨城を知り、もっと茨城を楽しむため、『茨城県の全市町村を順番に訪問し、各地の宿に宿泊し、1日かけてその市町村を観光する』という企画の6回目(中編)です。
なお、日立市はご紹介したいスポットが盛りだくさんでかなりの撮れ高があるため、前編・中編・後編に分けてお届けします。
▼まだ前編をご覧になっていない方はこちらからご覧ください。
【日立市・前編】茨城県観光vol.6 日立市かみね動物園|リージョナルキャリア
まずは本企画についてご説明します
旅行するにあたってのルールはこちらです。
そして、日立市について、今一度おさらいしておきましょう。
※画像引用:Map-It(最終閲覧日:2023年5月22日)
常陸太田市は茨城県の県北地域に位置し、これまで訪問してきた高萩市、常陸太田市とも隣接しています。
人口は約16万7千人、茨城県の市町村の中では水戸市、つくば市に次いで第3位の場所です。そして日立市は、何と言っても日立製作所の創業の地として有名で、現在でも日立グループの城下町となっています。なお主力工場が三菱重工業に移管されたため、三菱重工業の城下町でもあり、日立市の人口の約半数は、日立製作所もしくは三菱重工業グループの従業員とその家族と言われています。
東京駅からJR特急ひたち・ときわに乗れば、乗り換えなしで日立駅まで約2時間で行くことができます。車の場合は常磐自動車道を利用して約2時間で到着します。日立市内でも日立北IC、日立中央IC、日立南太田ICの3つのICがありますので、目的地に応じて使い分けると良いでしょう。
そして、前編でご紹介したスポットをダイジェストで振り返った写真がこちらです。
※これ以降の掲載写真はすべて筆者撮影。
それではいよいよ「中編」に突入です!!
①かみね遊園地
前回紹介した「かみね動物園」のお隣には「かみね遊園地」があります。動物園を一歩出れば遊園地。まさにパラダイスですね。
雨が降っていたこともあり、動物園よりも人が疎らです。
こちらは入園料無料で「のりもの券」を購入し、アトラクションを楽しむスタイルです。子どもと一緒だったら、動物園からの遊園地のはしごコース確定ですね。
私は一人でしたが、せっかくなので遊園地も楽しませてもらいました。ただ今回は一人で恥ずかしかったので、勇気がなくて、のりものには乗れませんでした...。
「かみね動物園」から「かみね遊園地」への一方通行の扉です。
(動物園は入園料がかかるため、逆方向には通れません)
カラフルで楽しそうな観覧車。
カラフルで楽しそうな回転ブランコ。
メリーゴーランド。眉毛があるお馬さん。表情が一頭一頭違います。
おや、植え込みの中にウルトラマンと仮面ライダーと、もう御一方いらっしゃいます。
②吉田正音楽記念館
同じ「かみね公園」の敷地内を車で少し移動すると、「吉田正音楽記念館」があります。
みなさん、吉田正(※吉田の「吉」は正しくは土のしたに口)さんはご存じですか?わたしは大変恥ずかしながら存じ上げなかったのですが、なんとこれまで26個人と1団体しか受賞者がいない国民栄誉賞を授与された、素晴らしい作曲家さんです。
生涯作曲数は約2400曲(歌謡曲1800曲、校歌など600曲)にもなるそうで、日本レコード大賞を2度も受賞しています。橋幸夫・吉永小百合のデュエット曲「いつでも夢を」などが代表曲として有名です。
吉田氏は現在の茨城県日立市のご出身です。
吉田正音楽記念館の外観。没後の2004年に開設されました。
入口すぐにあるここだけは撮影OKとのことだったので、記念に写真を撮らせていただきました。
③かみねレジャーランド
吉田正音楽記念館を出て道路を渡ると、そこにはなんと「かみねレジャーランド」があります。
「あれ?さっきも遊園地あったよね?」と思った方もいらっしゃるでしょう。そうなのです。「かみね公園」は、「かみね遊園地」と「かみねレジャーランド」、2つの遊園地がある大変贅沢な公園なのです。
目の前に「かみねレジャーランド」があるのに入園しないわけにはいきません。勇気を出して本日2回目の遊園地で楽しみましょう。
かみね公園の地図です。左下に「かみね動物園」があり、その上に直結して、「かみね遊園地」があります。そこから少し離れて、右側に「吉田正音楽記念館」があり、その道路を挟んで向かいに「かみねレジャーランド」がある、という配置です。
「かみねレジャーランド」入口。とても楽しそうです。
さきほどの「かみね遊園地」とは違って、こちらは入園料がかかりますので間違えないようにしましょう。
かみね公園内の展望台から、「かみねレジャーランド」の全体像を撮影。
さきほどの「かみね遊園地」の3倍はあろうかという敷地にたくさんの乗り物があります。
しかし今回は大雨の影響で、残念ながら、ほとんどの乗り物が運休中です。
屋根があって安全に楽しめる乗り物だけは乗れるみたいですね。
大人1人の入園券と、さきほどの恥ずかしさを振り切り、気合を入れて、のりもの券13枚綴りを購入しました!
しかし、ここで予期せぬ事態が起こりました。
私がチケットを購入した直後、窓口のスタッフの方から「さきほどまでいらっしゃったお客様がお帰りになり、これから先はお客さまおひとりでございます」と衝撃の事実を聞かされてしまいました。
ただでさえ中年男性が一人で入園することを躊躇っていたのに、期せずしてまさかの「みんなの夢:遊園地の貸し切り」を38歳にして達成することになりました。
これはもう一生の思い出になることでしょう。
私が入園するとともに、(節電のために止めていたであろう)楽しい音楽が園内に流れ始め、さらに入口付近で雨宿りしていらっしゃったスタッフの皆さまが、それぞれの持ち場へと移動していきます。
まさかの事態に、恥ずかしいを通り越して申し訳ない気持ちで一杯です。しかし、いまさら「やっぱり入園するのやめます」とも言えず、もうこうなったからにはトコトン楽しむしかありません。
持ち場へと向かうスタッフさんの後ろ姿。大変申し訳ない...。
本当に誰もいなくて、私一人のようです。
のりもの券を13枚も買ってしまったことを悔やみつつも、心を決めて一人で観覧車に乗ることにしました。
のりもの券を渡して、黄色の観覧車に「どうぞ」と言われましたが、「せっかくなのでスケルトンでお願いします」と依頼しました。わがままを聞いてくれてありがとうございます。
土砂降りで上手く撮影できていませんが、よろしければ観覧車からの動画をご覧ください。
観覧車の頂上からの「かみねレジャーランド」です。
観覧車で勇気を使い果たしてしまったため、あとは「かみねレジャーランド」を一周散歩して退園しました。散歩中もスタッフの方が気さくに声をかけてくれて、大変充実した時間でした
ちなみに、のりもの券に有効期限はないようなので、また近々(晴れた日に)お邪魔したいと思います。
みなさんもぜひ足を運んでみてください。
日立市観光【中編】は以上です。次回は日立市観光【後編】として、大甕駅付近をご紹介したいと思っています。
※費用やマップは後編にまとめて記載します。
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