2023.03.10
【企業紹介】大正14年から続く伝統の油揚げ「谷口屋」
リージョナルキャリア福井のコンサルタント、端(はし)です。
福井県には、自然の恵みを活かした美味しい食材や豊かな食文化が数多くあります。
その中でも、私が特に気に入って何度も足を運んでいるお店が、「有限会社谷口屋」が運営する油揚げの専門店「谷口屋」です。
本記事では、ぜひその魅力を余すところなくお伝えできればと思います。
「福井県」と「油揚げ」
私も調べて初めて知ったのですが、福井市は「油揚げ・がんもどき」の全国消費量第1位でした。しかも、2位の金沢市には1,000円以上、全国平均には2,500円以上の大差をつけた、圧倒的な消費量を誇っているのです。
ここまで消費をするようになった背景として、その昔浄土真宗の信仰が盛んで、精進料理の貴重なたんぱく源として好まれていたからではないかと言われています(諸説あり)。
そのため、福井県には油揚げを使った伝統料理である「油揚げごはん」や「油揚げの丸煮」などがあり、今でもよく食べられている身近な食材の1つといえます。
谷口屋の「竹田の油揚げ」
谷口屋は、油揚げと豆腐の専門店として大正14年(1925年)に創業。100年近く代々受け継がれてきた技術で作り続けているのが「竹田の油揚げ」です。
ちなみに、この「竹田」というのは地名で、お店のすぐ隣には「竹田川」という川が流れています。
実際にお店に行ってみました。
お昼時に行くととても混み合うので、朝10時30分の開店時間に着くように家を出発!
途中道を間違えてしまったこともあり、結局10時35分ごろ着いたのですが、既に6組待ちでした(その後も続々とお客さんがやってきて、並んで待っていました)。
それでもスムーズに列は進み、入店後はあまり待つこともなく料理が運ばれてきました。
何度見ても驚いてしまう圧倒的な大きさ!!分厚さ!!
皆さんは、こんな油揚げメインの定食を見たことがありますか??
何か大きさを比べるものがあれば良かったのですが・・・。それでも、写真を見ただけで、迫力は伝わったのではないでしょうか。
そして肝心の味ですが・・・お肉です。いや、お肉ではないことは知っています。でもお肉なのです。
私も初めて食べた瞬間は、びっくりしすぎて「お肉じゃん!!」と小さく叫んでいました(そして一緒に来ていた家族に笑われました)。私にはこれ以上の表現ができないので、是非お店に来て、食べてみてください。
お箸でも切れるほど外側はサクサクしており、内側はふんわり。そのまま食べても美味しいのですが、大根おろしと越前醤油・ポン酢と組み合わせると、さっぱりとして食べやすくなります。
ただ個人的なベストマッチ賞を決めるとするならば、断然「越前塩」でした。
お土産物屋では油揚げは勿論のこと、午前中で売り切れると噂の胡麻豆腐や自家製スイーツなど、種類豊富。
私は高齢の祖父もいるため、食べやすそうな「油揚げの丸煮(おあげの丸ごと煮)」と自分のおやつ用に「おからドーナッツ」を買って、帰路につきました。
※胡麻豆腐はお土産物屋ではすぐに売り切れますが、レストランでは単品注文可能です
福井県にはまだまだ美味しい食材や豊かな食文化、自然、歴史ある建造物など、魅力が沢山詰まっています。
この記事を読んで興味を持っていただけた方は、是非足を運んでみてください。
【有限会社谷口屋】公式HP https://taniguchiya.co.jp/
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