2023.02.15
転職活動における応募企業は優先順位を付けるべし!
リージョナルキャリア新潟の皆川です。
転職希望者の方と面談をしていると、「どのように応募する企業を決めればよいか?」といった質問をよく受けます。
気になる企業はいくつかあるけども、どのように進めれば良いかわからない、ということですね。
今回は、応募を希望する企業に対する優先順位付けの有効性について考えてみたいと思います。
応募したい企業はいくつある?
みなさんは、転職先企業をどのように選定するでしょうか?もちろん人によってさまざまな基準があるかと思いますが、ざっくり以下のようなパターンに分かれるかと思います。
①「この企業に入りたい!」とピンポイントで特定の企業に狙いを定める。
② 業種を定めて、その中から選定する。
③ 職種を定めて、その中から選定する。
④ 社風、企業の成長ステージなど企業のタイプを定めて、その中から選定する。
この辺りでしょうか。
①の場合は迷いがないので(笑)、特に進め方に困ることはないでしょう。 問題は②~④のパターンです。
対象となる企業がたくさんあり、その中で気になる企業も複数出てくると思います。そうなると、冒頭の「どのように応募する企業を決めればよいか?」という疑問に当たってしまうわけです。
気になる企業の選考を一気に受ける、というのも一つのやり方ですが、私がオススメしているのが「優先順位を付けて、優先順位が高い企業の選考から受ける」というものです。
このやり方をオススメしている理由は以下の通りです。
内定には期限がある
選考が進むと、企業から内定として労働条件が提示されます。もちろん、選考を受けていた方は喜びますよね。ただ、そこに企業からのメッセージが添えられていることが多いと思います。
「1週間以内に内定承諾の可否をお知らせください」と――。
1週間の部分は10日など、企業によって異なります。中には期限を定めない企業もありますが、入社後の心証管理を考えると、承諾するならなるべく早い方がいいですよね。
優先順位を付けることでスムーズな決断を
もし、優先順位があまり高くない企業から先に内定が出たとすると、こんなジレンマに陥ります。
「より入りたい企業Bの選考結果が出るのはまだまだ先。でも、それまでに企業Aの内定に対して承諾可否を出さないといけない。Bから内定が出るとは限らないから、Aの内定を断るのも怖い。Aの内定を承諾して、Bの選考を辞退するのも後々後悔しそう・・・」と――。
このようなことにならないために、選考を希望する企業の優先順位を付け、優先順位が高い企業から順番に受けていけば、優先順位が高い内定から手にできる可能性が高まります。
そうすれば、内定を承諾する決断もスムーズにできるのではないでしょうか。
もちろん1社ずつ順番に受けるのも良いですし、優先①グループ、優先②グループというように、セグメントして受けるのも良いと思います。
いかがだったでしょうか。
このような考え方も参考にしていただき、みなさんがより良い企業に出会えることを祈っております。
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