2022.12.23
凸版印刷のDX拠点「ICT KŌBŌ®」、第4弾は広島県廿日市市に開設。ITエンジニアの経験者採用も
リージョナルキャリア広島のコンサルタント、原田です。
先日、廿日市市役所内に凸版印刷が展開する次世代DX開発拠点『ICT KŌBŌ® MIYAJIMA(アイシーティーコーボーミヤジマ)』が開設されました。
早速お邪魔させて頂く機会がありましたので、その様子を交えながら、同拠点についてご紹介したいと思います!
次世代DX開発拠点『ICT KŌBŌ®』とは?
『ICT KŌBŌ®』︎は、凸版印刷株式会社の全社横断型のDX推進組織として、2020年に設立されたDXデザイン事業部に所属する開発拠点(サテライトオフィス)です。
U・I・Jターン希望者の採用による移住者増加や、多様な働き方の実現、地域活性化に貢献していくことを目的に、日本全国の地方都市に開設されています。
第1弾の『ICT KŌBŌ®︎ IIZUNA(長野県飯綱町)』を皮切りに、『ICT KŌBŌ®︎ URUMA(沖縄県うるま市)』『ICT KŌBŌ®︎ ARIAKE(福岡県大牟田市)』と続き、今回の『ICT KŌBŌ® MIYAJIMA(広島県廿日市市)』は第4弾の拠点となります。
2020年4月/ICT KŌBŌ®︎ IIZUNA
長野県飯綱町(閉校した小学校をリノベーションした複合施設に入居)
(出典:凸版印刷公式note)
2021年6月/ICT KŌBŌ®︎ URUMA
沖縄県うるま市(沖縄IT津梁パークの施設の一つ、アジアITビジネスセンターに入居)
(出典:凸版印刷公式note)
2022年9月/ICT KŌBŌ®︎ ARIAKE
福岡県大牟田市(旧大牟田商工会議所をリノベーションした施設に入居)
(出典:凸版印刷公式note)
2022年12月、廿日市市役所内に『ICT KŌBŌ® MIYAJIMA』を開設
第1弾~第3弾がリノベーションした施設やIT施設に入居しているのに対し、『ICT KŌBŌ® MIYAJIMA』は現在進行系で稼働している市役所内に入居しているのが大きな特徴です。
(以下筆者撮影)
最上階の7階、かつて食堂だった空きスペースを活用。眼下に海が広がる開放的な空間は、廿日市市の中心産業である木材や、鳥居に使用される塗料を用いて整備されています。
ミーティングルームや個人ブースも完備。また、常時接続されたモニターを通して、他拠点とのコミュニケーションも可能になっています。
デジタル人材の採用も開始-30人規模の体制に
同拠点は現在まだ2名体制。サテライトオフィス戦略部の中村課長は、「2027年までに30人規模の体制に拡大する」と話します。
(DXデザイン事業部 ICT開発センター サテライトオフィス戦略部 課長 中村嘉貴氏)
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紙やパッケージなどの"印刷の会社"というイメージが強かった凸版印刷ですが、いち早くデジタル転換し、現在は東京証券取引所のDX銘柄にも選ばれるなど、"DXに強い会社"として新しい事業領域を開拓しています。
そんな同社が、ここ広島でどんなDXを仕掛けるのかとても楽しみですし、これからどんな方をお引き合わせできるか、キャリアコンサルタントとしてもワクワクしています。