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広島グルメ2022.11.26

王道から変わり種まで!広島が誇る「お好みソース」6選

リージョナルキャリア広島のコンサルタント、原田です。本日、2022年11月26日、我らが広島の誇る有名企業、オタフクソース株式会社が創業100周年を迎えました。

<参考>
オタフクソース100周年 記念サイト

https://www.otafuku.co.jp/100th/

オタフクソースといえば、言わずと知れた広島のソウルフードであるお好み焼きを語る上で外せないソースのパイオニアとして全国に名を馳せていますが、広島には他にも有名メーカーが存在します。

※「広島VS大阪」の"お好み焼き論争"については一旦置いておきます(笑)

今回は、そんな広島のお好みソースをまとめてみたいと思います。

広島のお好みソース"御三家"

広島でお好み焼きに使われるソースは主に以下の3ブランドで、まさに"御三家"と言えるビッグネームです。

オタフクソース


まずは何と言ってもオタフクソース(広島市西区)から。「東のブルドッグ、西のオタフク」と呼ばれる業界の雄です。

オタフクソース.jpg

同社の原点は1922年に酒や醤油の卸小売業として創業した「佐々木商店」。その後、被爆を経て、広島の庶民の食生活を支えた「一銭洋食(お好み焼きのルーツ)」に合うソースの開発を始め、1952年、お好みソースの完成とともに「お多福酢株式会社」に社名変更。そして現在のオタフクソースへと発展することになります。

オタフクソースはデーツ(ナツメヤシの実)を原料に使用しており、ペロっと一口舐めるだけで「おっ、こりゃオタフクじゃ」と分かる甘みとまろやかさが特徴です。

ソース市場におけるシェアは全国トップクラス。また、「Wood Egg お好み焼館(広島市西区)」でお好み焼きに関する様々な情報を発信したり、日本全国に開設している「お好み焼き研修センター」では、お好み焼き屋を経営したい人のための開業支援をするなど、お好み焼き文化を広めるための活動にも注力しています。

ミツワソース(ヒガシマルソース)


オタフクソースよりもさらに長い歴史を持つのがこのミツワソース。創業は1916年まで遡ります。

ミツワソース.jpg

ルーツは食酢製造販売の「中東商店(1916年創業)」とソース製造販売の「ミツワソース商会(1924年創業)」。この2社が1973年に合併し、現在のサンフーズ株式会社(広島市南区)となりました。

サンフーズのブランドに「ミツワソース」と「ヒガシマルソース」という別ブランドが存在するのはこのためで、味はどちらもまったく同じです。

味の特徴は「バランスの良さ」で、オタフクソースほど甘くなく、カープソースほど辛くない(後述)ため、飽きのこない味わいとなっています。

また、ミツワソースは誕生当時、多くのお好み焼き屋から要望やアドバイスを受けながら改良してきたという歴史を持っており、1970年代初頭からは「お好み村(広島市中区)」の全店舗で使用されています。

さらに、岸田総理が総裁選で勝利した日にTwitterに投稿したお好み焼きの写真にミツワソースが写っていたことも話題となり、現在ではオタフクソースと並んで広く名を知られるようになっています。

カープソース


ソースの好みの表し方として、「オタフク派」「カープ派」と言われるほど特徴的な味わいを持つのがカープソースです。

カープソース.jpg

カープソースを手掛ける毛利醸造株式会社は三次市に本社を置き、創業はなんと1869年(明治2年)という超老舗です。

その後昭和初期からソースづくりを手掛け、1956年に「カープ」の登録商標を取得して以降、カープ(プロ野球)の人気上昇に伴ってカープソースも名が知られるようになりました。

味は一言で言えば「辛口」。原料である野菜や果物の甘みはしっかりと感じられつつ、香辛料のアクセントが効いてすっきりとした味わいです。

その味わいからか、個人的にはお好み焼きよりも焼きそばに合う印象があります。夏の暑い日に屋台の焼きそばにかけて食べたくなるような、"やみつき"系の味となっています。

あの人も愛用?まだまだあるぞ!広島のお好みソース

"御三家"の他にも、実力派ソースがまだまだあります。

テングソース


「三原焼き(鳥もつ入りのお好み焼き)」に欠かせないと言われるのがこのテングソース。

テングソース.jpg

1930年創業、三原市に本社を置く中間醸造株式会社が手掛けるテングソースは、色が濃く、とろみも強め。

ウスターソースに近い味わいで、甘みとスパイシーさが絶妙にマッチした"甘辛系"ソースです。

広島ぢゃけん


1927年に創業し、純米酢などで知られるセンナリ株式会社(広島市安佐北区)が1998年から販売しているのが「広島ぢゃけん」。

広島ぢゃけん.jpg

化学調味料や合成保存料、香料などを使用していないということもあり、あっさりとした上品な味わい。

千鳥の大悟さんが番組で同社を訪れた際、「冷蔵庫にあります」と言っていたことから、愛用されているようです。

ひな壇団.jpg

(出典:RCCテレビHP「広島ソース勝手に品評会!あれにもこれにもあう?広島のソースは日本一!」より)

広島そだち


1956年創業、尾道市に本社を置く株式会社純正食品マルシマが手掛ける"自然派"ソース。

広島そだち.jpg

食品添加物は使用せず、無農薬栽培の野菜や果物を丸ごと溶かし込んでいることから、自然の風味が生きたヘルシーな仕上がりに。

オタフクソースが500gで421円(税込)であるのに対し、広島そだちは同じく500gで624円(同)と少し高めの価格設定となっているのも特徴です。

自分好みの一枚を見つける楽しさ

広島は人口あたりのお好み焼き屋の数が日本で一番多いということもあり、一口にお好み焼きと言っても、お店によっていろんな個性があります。そして、その個性を色付けるのが他でもない「ソース」です。

麺の種類や焼き方、トッピングなどによって個性が異なるお好み焼きに、さらに、どんなソースを合わせるか。自分好みの味を見つける楽しさがあります。

ちなみに私の場合は、「ふわふわ系、山椒麺、卵ダブル、ねぎトッピング、オタフクソース」という組み合わせが一番好きです(笑)

皆さんもぜひ"お好み"の味を見つけてみてください!

参照サイト

オタフクソース株式会社
https://www.otafuku.co.jp

サンフーズ株式会社
http://www.sunfoods.net

毛利醸造株式会社
http://www.mourijozo.co.jp

中間醸造株式会社
https://nakamajozo.jp

センナリ株式会社
https://sennari-oochi.com

株式会社純正食品マルシマ
https://junmaru.co.jp

この記事を書いた人

チーフコンサルタント 
原田 昌和

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