2022.07.06
【熊本の有効求人倍率】2022年5月ー1.39倍で先月比0.02ポイント上昇
リージョナルキャリア熊本のコンサルタント、田尻です。
熊本労働局が2022年7月1日に「2022年5月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局「一般職業状況紹介」)
熊本県の有効求人倍率について
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.39倍」で先月に比べて0.02ポイント上昇しました。
全国平均の1.24倍を0.15ポイント上回っており、全国で22位、九州では宮崎(1.40倍)に次いで2位の結果となっています。
市場の概要について
□有効求人数 39,783人(前月比3.0%↑)2か月連続増加
□有効求職者数 28,617人(前月比1.4%↑)2か月連続増加
□新規求人数 12,920人(前年同月比16.8%↑)15か月連続増加
│産業別動向(前年同月比増減)
増加 | 製造業 | ↑12.4% |
建設業 | ↑7.1% | |
運輸業・郵便業 | ↑16.8% | |
卸売・小売業 | ↑6.1% | |
宿泊・飲食業 | ↑155.4% | |
医療・福祉 | ↑2.0% | |
その他のサービス業 | ↑45.6% |
<概況>
産業別にみると、すべての産業において増加しており、半導体の世界的需要が続く製造業をはじめ、夏場の観光需要が高まる宿泊業などの伸びが目立ちました。
連合熊本がまとめた2022年第2回春闘集計(2022年5月)では、賃上げ額は5,734円/2.12%(昨年同期比+1,446円/0.46ポイント増)、全国平均2.10%を上回る状況で、コロナ禍前の水準まで回復しています。TSMCの進出に伴い、自動車や半導体に関わる製造業では賃上げで人材流出を防ぐ狙いもあるようです。また、大型商業施設の出店が続く小売業でも人材獲得のため賃上げを実施したり、初任給を引き上げる動きも幅広い産業で目立っています。
SMCの進出により、製造業を中心に採用活動は活発傾向にあります。
TSMC(JASM)の採用に関しては、各職種において、経験と英語力が求められていましたが、一部英語要件が緩和されているものもございます。英語が基礎レベルの求人は「基礎英語力をお持ちの方、英語を学ぶ意欲のある方を歓迎」という記載になっています。英語力は必須ではなく歓迎要件となっています。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。興味のある方は随時チェックしてみてください。
▼TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら
TSMCの合弁会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の求人まとめ
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