2022.02.28
履歴書と職務経歴書を作成してみる【前編】|転職のちょっといい話②
こんにちは。リージョナルキャリア北海道のコンサルタント 福澤です。この『転職のちょっといい話』では、皆様に少しでも「読んでよかった」と思って頂けるような情報をお伝えできればと考えております。
前回、『転職活動を開始するにあたり準備した方がいいこと』として、次のふたつを挙げました。
・転職によって何を改善したいのか、実現したいのかを考える
・履歴書と職務経歴書を作成する
ひとつ目の『転職によって何を改善・実現したいのかを考えてみる』では、【5つの軸】を用いて説明しましたが、お役に立ちましたでしょうか?
今回はふたつ目の『履歴書と職務経歴書を作成する』についてお伝えしていきます。
"相手の立場になって"履歴書と職務経歴書を作成してみる
インターネット上で「履歴書 書き方」などと検索すると、さまざまな履歴書や職務経歴書のフォーマットや、多種多様な考え方やテクニックが書かれた数多くのサイトが見つかります。ただ、たくさんの情報がありすぎて「いったい、何が一番大事なの?」と悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。
私は、もっとも大切なポイントはひとつだけだと考えています。
それはズバリ、『相手の立場に立って書類を作成する』ということです。具体的には、以下のような手順で考えることが大切です。
- 1.自身の経歴をできる限り客観的に見て、「企業が自分の経歴に対してどんなことを不安に思うだろうか」という点を書き出してみる
- 2.できる限り前向き、かつ具体的に、その不安を解消できるような情報を履歴書と職務経歴書に記載する
まずは1つめ、「企業が自分の経歴に対してどんなことを不安に思うだろうか」ということについてですが、実はあまり複雑に考える必要はありません。採用企業が応募者に抱く不安は、突き詰めると以下の2つに大別できるからです。
- └職務に必要な基礎能力(どんな仕事にも共通する汎用的な力)は十分に培われているか
- └自社の課題を解決するための専門能力(一定領域の経験・知識・スキル)はあるか
- └それらを証明する実績(事実・数字・エピソード)はあるか
- └在職中の場合、なぜ転職の必要があるのか?
- └離職中の場合、なぜ退職することになったのか?
- └離職期間が長い(3ケ月以上)場合、その期間何をしてきたのか?
これらを書き出すことができたら、2つめの手順に進み、実際に履歴書、職務経歴書を書いてみましょう。シンプルに申し上げますと、上記2つの不安を解消できる材料を書類に盛り込んでいけばいいのです。
では一体、具体的にどのように記載すればいいのでしょうか?その続きは次回、こちらからどうぞ→『転職のちょっといい話③』
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