2012.02.01
いよいよさっぽろ雪まつり
さっぽろ雪まつりは札幌市内の都心中心部にある大通公園をメイン会場に、市内の複数の会場で毎年2月はじめに一週間開催される、雪と氷の祭典です。今年でなんと62回目、北海道内のみならず、日本全国や海外からおよそ240万人もの観光客が訪れる、北海道で最も大規模なイベントの一つです。(ちなみに経済波及効果は268億円以上といわれているそうです)
まずはその歴史から。戦後間もない1950年に札幌観光協会と札幌市の主催によって開催されたのが始まりで、最初のさっぽろ雪まつりでは、市民の雪捨て場となっていた大通公園に、札幌市内の中学校2校・高等学校3校の生徒が美術科教諭の指導の下に計6基の雪像を制作したそうです。
その後1955年には、大規模な雪像づくりに挑戦。第10回開催の1959年には雪像制作に2,500人が動員、はじめてテレビ、新聞でも紹介され、翌年からは本州からの観光客も増え、大盛況となりました。こうして、札幌の雪まつりから日本の雪まつりへと発展していったそうです。
ちなみに大通会場の今年の雪像数は、大雪像5基、中雪像6基、小雪像127基、大氷像2基、小氷像6基、合計146基とのことです。
札幌は、世界の200万人以上の都市で、積雪量世界一、つまり雪の積もる量が世界一多いといわれています。この、厳しい冬を前向きに楽しむマインド・・・、道産子としては、更に伸ばしていきたいですね。