2017.12.13
サンタさんありがとう!
こんにちは。リージョナルキャリア愛媛 植村です。
最近ぐっと寒くなりましたね。
気が付けばもう12月。そしてもうすぐクリスマス。
子供たちはサンタさんにお手紙を書き、まだかまだかとその日を待っています。
この時期思い出すのは自身の幼少期のクリスマスです。
おもちゃを買う習慣のなかった我が家では、
サンタさんに過度の期待をしお手紙を幾度も書いたものです。
しかし・・・。
我が家に来てくれるサンタさんはお手紙を見ているのかいないのか、
頼んだ覚えのないプレゼントを枕元に置いていくばかり。
「ヘレン・ケラー」の本から始まり、歴史、ファンタジー、
推理小説、エッセイなどなど、思い返せば本のオンパレード。
当時は「なんで〇〇ちゃんのお人形くれなかったの!」なんて怒り、
おもちゃやゲームをもらったお友だちを羨ましく感じていました。
でも、この本の中に、今でも大切にしている本が数冊。
その内一冊が「大どろぼう ホッツェンプロッツ」です。
小学生だった当時、話の続きが気になって眠れなかったことを
今でも鮮明に覚えています。
そして先日、子供たちと訪れた図書館で、
「ママ、こっち来て!ママの好きな本があるよ。」
と長男に呼ばれ歩いていくと・・・。
本棚のエンドにこちらを見るホッツェンプロッツ。
見慣れたその顔に、何ともいえぬ懐かしさを感じました。
ーそうそう、私が本を好きになったのはあなたのおかげです。ー
実は、大人になって少し後悔していることが。
本当はプレゼントの本が毎年楽しみになっていたにも関わらず、
きちんとサンタさんにお礼を伝えたことがありません。
さて今年は我が家にサンタさんは来てくれるのでしょうか。
もし来てくれたなら。
子供たちには、どんなプレゼントであったとしても、贈ってくれたその思いに
ちゃんと「ありがとう」と素直に感謝できる心を育ててあげたい、
そんなことを勝手に願う母です。