2017.07.31
【6月の有効求人倍率】「正社員」が初の高水準!
7月26日、厚生労働省が6月の有効求人倍率を発表しました。
有効求人倍率とは、仕事を探す人1人あたり何件の求人があるかを示す指数で、
パートタイムを含む全体の求人が対象となります。
6月の全国の有効求人倍率は1.51倍。
バブル期を上回った前月から、さらに0.02ポイント上昇しました。
そんな高水準の有効求人倍率の中で、今回注目するのは「正社員」の有効求人倍率。
6月の正社員の有効求人倍率は1.01倍と、1倍を超える結果となりました。
全国の正社員の求人数が、求職者を超えるのは、2004年の調査開始以来初めてだそうです。
正社員の新規求人数も前年同月より8.7%も増え、幅広い業種の企業が正社員の求人を増やしているようです。
業種別では、増加の伸びが目立つのは「宿泊・飲食サービス業」と「製造業」。
「運輸・郵便業」や「教育・学習支援業」も1割以上増え、各業種で正社員の確保を急ぐ動きがみられます。
では、気になる愛知県内の「正社員」の有効求人倍率はどうなのでしょうか?
県内も1.29倍と全国値を上回る高数値!
前年同月比0.21ポイント上昇し、24か月連続で1倍を上回っています。
さらに愛知県の有効求人数は160,201人で、前月から0.6ポイント上昇し、
有効求人倍率も1.86倍と、高水準が続いています。
今はまさに、働く意思と能力がある人が、全員仕事に就ける「完全雇用」状態といえそうです。
転職をお考えの方にとっては絶好のチャンス!この機会にぜひ弊社コンサルタントにご相談ください。