2017.06.30
【5月】有効求人倍率 バブル期を上回る高水準!
景気とほぼ一致して動き、景気動向指数の一致指数となってる有効求人倍率。
有効求人倍率とは、有効求職者数に対する有効求人数の割合です。
倍率が1を上回れば人を探している企業が多く、下回れば仕事を探している人が多いことを示します。
5月の有効求人倍率は、前の月より0.01ポイント上昇し、1.49倍となりました。
求職者1人に対して1.49件、簡単にいうと求職者2人に対して約3件(2.98件)の求人がある状態です。
これは1974年2月以来、43年3か月ぶりの高い水準です。
なんと、1990年7月に記録したバブル期の最高値1.46倍を0.03ポイント上回っています。
新規求人倍率は2.31倍と前月から上昇し、前の年の同じ時期と比べて、新規の求人数が6.9%増加しました。
業種別で見ても、製造業で11.5%増となるなど、すべての産業で求人数が増えています。
厚生労働省は、「自動車関連産業を中心に、製造業で新規の求人数が伸びるなど、
引き続き、雇用環境は着実に改善が進んでいる」としています。
一方で、失業率は3.1%と、前月を0.3ポイント悪化しました。
よりよい条件や環境を求めて離職する人が増えているようです。
また、求人はあるけど、勤務条件で折り合わず就業に至らない「ミスマッチ失業率」は3%を超えるとされています。
弊社では、適切なマッチングを行うなど、高水準のサービスをご提供できるよう、
年間50時間に及ぶコンサルタント研修をはじめ、さまざまな取り組みを行っています。
求人数が増えている今、求職者にとっては希望の転職をするチャンスと言えます。
転職をお考えの方はもちろん、今後のキャリアに不安を抱える方なども、ぜひ弊社コンサルタントにご相談ください。