2017.05.11
異業種・異職種への転職が急増中!
異業種・異職種への転職を成功させることができるのは、20代までという説があります。
中途採用をする会社の多くは、その人が前職で培ったスキルや経験値を重視しています。
異業種・異職種からの転職では過去の経験や実績をアピールすることも難しく、
同業種・同職種の転職よりも成功率が低いのが事実です。
しかし転職市場が拡大している現在では、異業界の新しい風を取り込みたいと思っている企業も多数あり、
年代問わず、異業種・異職種への転職が活発になっています。
例えば、IT企業でSEとして活躍されていた方が、自動車や電子部品メーカーへ転職したり、
技術コンサルタントとして採用されることがあります。
またIT技術を活かし、マーケティングや経営企画といった、まったく別の分野に進む例も増えています。
これらの背景にあるのは、身の周りのあらゆるモノがインターネットにつながる仕組みであるIoTの普及です。
テレビやエアコンなどの家電から、自動車・交通機関・医療・農業までIoTはさまざまな分野で活用されています。
このIoTの普及により、今までとは違う業種・職種への転職を成功させるIT技術者が増えているのです。
このように、違う業界・職種に転職するからといって、これまでのキャリアが全く活かせないというわけでは
ありません。
異業種・異職種への転職を成功させるために重要なのは、これまでの仕事と新たな仕事との接点を探し出しすこと。
どんな些細なことでも良いので接点を見つけ、その点について、いかに実力を発揮できるかをアピールしましょう。
企業は、転職者が今までのキャリアをどのように活かして、自社にどこまで貢献ができるかが知りたいのです。
新たな仕事で今までのキャリアをどのように活かせるのかを、どうアピールできるか。
これが異業界・異職種への転職に限らず、転職を成功させるうえで、大きな分かれ道になります。