2017.01.30
「ネガティブな感情」をどうコントロールするか?
転職活動に行き詰ったり、会社での人間関係に悩んだり...
そんな時に生まれる「ネガティブな感情」。
一度ネガティブな感情に支配されると、どんどん悪い方向に陥ってしまうことがあります。
今回は転職活動以外にも役立つ、ネガティブな感情のコントロール法のひとつを紹介します。
期待されていると思っていたのに、プロジェクトメンバーに選ばれなかった、
評価されてないと感じたなど、大きな失望感を味わうことは仕事でもありますよね。
それ以外にも、上司から理不尽なことを言われた、同僚から不誠実な態度をとられたなどして、
怒りや憤りなどネガティブな感情にさいなまれた経験はないですか?
この感情は、ときに何週間にもわたって一日何度も顔を出して反芻し、
それが続いて実際の体調が悪くなることもあるというやっかいなものです。
「ネガティブな感情」に支配されたとき、みなさんはどうしていますか?
社会学ではこんな説があります。「葬儀は生者のための儀式である」と。
通夜、葬儀の手配、打ち合わせ、関係者への連絡、お寺とのやりとり、親戚や会葬者への気遣いなど、
しなければいけないことが山のようにあります。
葬儀が終わるまでは息つく暇もなく、悲しみを感じている暇もありません。
「しなければならないこと」に意識が集中して、その間負の感情が入り込むことを抑えるようです。
そのため、大きな悲しみの感情を真正面から受けとめずに、心の中でソフトランディングさせられる感覚になります。
そのために、「生者のため」の儀式と言われるのです。
「失恋したら、5㎞ほど走るといい。心拍数が上がってくると、悲しい感情の入り込む余地がなくなってくるから」
と昔、先輩に言われたことを思い出します。
「ネガティブな感情」に支配されたら、まずは何も考えることなく、身体を動かして、心拍数を上げよう!という提案です。
バカバカしいようですが、本当ですよ(笑)
どんなにポジティブな人でも少なからずネガティブな感情が出てしまうものです。
出さないようにするのではなく、どうコントロールするか?が大切なのです。