2015.12.16
ローカルこそがグローバル!~東京本社企業の地方移転の動きに思うこと。
こんばんは。キャリアコンサルタントの大石です。
先日、日経新聞を見ておりましたら、興味深い記事が掲載されていました。
内容は、アパレル業を営む東京本社の企業さんが、本社機能を山形県南陽市に移転する、というもの。
理由は企業の「イメージアップ」です。
当該企業の社長さんは、
欧米企業に対して、「日本から来た」「東京から来た」と言っても相手にされないけれども、
「山形県南陽市から来た」ということを口にすると、興味を持って頂ける、とおっしゃておられました。
地方発である、といことがブランド戦略になりうる、という事が非常に衝撃的です。
おりしも、「地方創生」が叫ばれていますが、
地方救済のためになんとか地方に目を向けよう、というのではなく、
グローバル経済の中では、すでに「ローカル発」であることが、それだけで「価値」であり、
競争優位性でありえる、ということ、そしてそれに気づいている企業さんがアクションを始めている、
という事と思います。
マクロで見れば、既にローカルtoグローバルの大きなウネリが既に起きている!
すごい価値の転向と思います。
私たちも、地方転職の大きなうねりを作り出すことで、
地方経済の、東北の未来を作り出したいと思いながら事業をしておりますが、
大いに刺激を受け、希望を持つニュースでした。
ローカルこそがグローバル、そんな想いを新たに、より一層がんばります!