2024.11.15
沖縄県の2024年9月の有効求人倍率
リージョナルキャリア沖縄のスタッフです。
今回は、沖縄県の9月の有効求人倍率を紹介します。
沖縄県の有効求人倍率の推移
沖縄県の有効求人倍率は26カ月連続で1倍を超えており、一定の求人需要が続いていることが確認されています。しかし、沖縄労働局は「物価上昇が雇用に与える影響を注視する必要がある」と発表しており、今後の動向には注意が必要です。
2024年9月の有効求人倍率
沖縄県の9月の有効求人倍率は1.12倍となり、前月と同じ水準を維持しています。
昨年同月の1.2倍と比較すると、0.08ポイント減少しています。全国の有効求人倍率は、前月の1.23倍から0.01ポイント上がり、1.24倍となっています。沖縄県と全国を比較すると、全国の有効求人倍率が0.12ポイント高くなっています。
※参照:沖縄県公式ホームページ「雇用状況概要」
エリア別求人倍率
沖縄市では有効求人倍率が0.91倍と1倍を下回っており、人手不足が特に顕著です。
「名護」「八重山」「宮古」の有効求人倍率は高水準を維持しており、特に季節的な雇用需要が影響していると考えられます。
※参照:沖縄労働局「労働市場の動き(令和6年9月分)資料2-2」
職業別求人倍率
職種別では「福祉関連(2.78倍)」、「保安(2.43倍)」、「建設・採掘(2.33倍)」、「サービス(接客・施設管理等)(2.28倍)」の分野で倍率が2倍以上と高水準となっています。
管理職の有効求人倍率が、前月比−0.24倍と他の職種に比べると大幅に減少しています。
※参照:沖縄労働局「労働市場の動き(令和6年9月分)資料13」
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