“水と環境”をテーマに豊かな暮らしの実現を目指す「株式会社ダイキアクシス」の求人特集

愛媛企業2024.10.28

"水と環境"をテーマに豊かな暮らしの実現を目指す「株式会社ダイキアクシス」の求人特集

リージョナルキャリア愛媛のコンサルタント、川田です。

今回は愛媛県松山市と東京都中央区の2拠点に本社を置く、東証スタンダード市場上場企業「株式会社ダイキアクシス」をご紹介します。

ホームセンターを手掛ける「ダイキ」から分社化、グローバル戦略のもと更なる成長を見込む

同社が手掛ける主な事業は以下の4つです。

①環境機器関連事業
同社の中核事業です。浄化槽の製造・販売から大規模プラントの排水処理施設の設計・施工・メンテナンスまで一貫して手掛けており、長年培った知見や技術力をもとに最適な排水処理システムを全国のクライアントに向けて提供しています。
近年は国内で培ってきた「水処理」技術を活用し、スリランカ、シンガポール、インドネシア、インド、バングラデシュなど世界各国へ事業を拡大し、地球環境の改善に大きく貢献しています。

②住宅機器関連事業
主に水回りを中心とした幅広い商材の卸販売を手掛けており、環境機器関連事業と連携し、一般住宅や公共施設に対して浄化槽、温水器、貯水タンクなどの設備を提供しています。その他、タイルなどの資材や暖房・空調機器、農業関連資材を取り扱い、環境貢献を軸に幅広い商材を取り扱っています。

③再生可能エネルギー関連事業
地産地消をテーマに、太陽光発電・小形風力発電における売電事業や、使用済み天ぷら油から得られるリサイクル燃料の開発などを行っています。

④家庭用飲料水事業
ウォーターサーバーのレンタルサービスと宅配事業を手掛けています。水をテーマにした企業として、快適な暮らしを飲料水の面からもサポートしています。

1958年、同社は「タイルと衛生陶器の専門店」として松山市に創業しました。創業当時の昭和30年代はまだまだ和式トイレが一般的で、ハエなどの虫が寄ってこないようにハエ取り紙を用意するなど、まだまだトイレの環境は良いものではありませんでした。

創業者の大亀孝裕氏は住環境の中でも特にトイレの環境改善に力を注いでおり、無臭便槽などの販売を開始すると共に浄化槽の開発・製造にも着手していきました。1963年には業界初の繊維強化プラスチック製浄化槽の開発に成功。翌年に「ダイキ株式会社」を設立しました。

1978年にはホームセンター事業にも進出。ホームセンター事業が成長する中、ホームセンター事業以外の事業（排水処理関係、住宅設備関係、バイオディーゼル燃料関係）を分割承継し、「株式会社ダイキアクシス」は誕生しました。2023年12月時点の売上高は426億円、営業利益6.6億円、従業員数は1,052名となっており、今では愛媛を代表とする企業に成長しています。

2024年に新社長へ交代し、グローバル戦略やM＆Aの推進・人的資本への投資など事業拡大を見込んでいる同社。「水と環境と共に生きる」という企業理念のもと、チャレンジ精神を持ち、愛媛の地から世界を相手にスキルアップしていきたいという意欲を持つ方との出会いを求めています。

※参考：株式会社ダイキアクシス HP