リージョナルキャリア群馬のコンサルタント、松浦です。

今回は、群馬県富岡市に事業所を構える日本を代表するロケット飛翔体の総合メーカー「株式会社IHIエアロスペース」を紹介します。

同敷地内には100％子会社の株式会社IHIエアロスペース・エンジニアリングもあり、こちらでも多くのエンジニアが活躍しています。

日本の宇宙開発企業、IHIエアロスペース

同社の誇る固体燃料ロケット技術は、戦前に中島飛行機株式会社が始めた研究に端を発し、戦後には数度の合併を経て複数の企業に受け継がれました。

その後、日産自動車が海外資本の参入を受け入れたタイミングで宇宙航空部門は分離し、株式会社IHIの傘下に入りました。そして、2008年「株式会社IHIエアロスペース」に社名変更、現在はIHIグループの宇宙開発の中心として重要な役割を担っています。

同社は固形燃料ロケット技術を応用し、イプシロンロケット、M-Vロケット、科学観測ロケットなどの宇宙用ロケット製品、国際宇宙ステーション（ISS）「きぼう」関連製品、宇宙実験機用製品など、数多くの宇宙関連製品の開発を手掛け、さらに防衛用ロケットの開発・製造も行っています。

2023年には、小型・高機動人工衛星の日本への提供に向けて、世界的な航空宇宙・防衛メーカーである「ノースロップ・グラマン社」との連携・協業を開始。また、民間の航空エンジン向けの新工場の拡充にも着手しています。

今後、政府の宇宙・防衛予算の増加や民間宇宙ビジネスの拡大により、宇宙・防衛分野での業務増加が想定されています。

変革人財採用プロジェクトを開始

2023年4月に発表された中長期計画「グループ方針2023」で、IHIグループ内において「成長事業」と位置付けられている航空・宇宙・防衛事業では、経験者だけではなく、これまでにない視点や専門性を持つ異業界出身者の人材採用プロジェクトが始まっています。

また、空領域事業のオープンイノベーション促進に向けて、「航空・宇宙・防衛業界外において高い専門性や経験をお持ちの方を積極的に採用したい」というメッセージも発信されています。

航空エンジン・ロケット分野をコアとする事業は、グループの事業成長を牽引する重要な領域と位置付けられており、モノづくり現場のDX、カーボンニュートラル化を目指す次世代航空機に関する技術開発、宇宙・地上・海中データの利活用など、既存技術の応用のみならず、新技術開発による価値創出を重視しています。

＜求める人物像＞

（参考）IHIグループ「空の日」に次世代の航空・宇宙・防衛事業の新しい価値の創出と組織変革に向けてキャリア採用を強化

富岡事業所の求人情報

群馬の富岡事業所でのポジションを紹介します。

これまで自動車関連部品や電子部品、医療機器、半導体製造機などの違う製品で活躍していたエンジニアの方々でも、「航空・宇宙関連製品に携わりたい」という方や、「まったく違うモノづくりでスキルを高めたい」という情熱がある方にはオススメの企業です。

U・Iターン転職をお考えの際には、ぜひご検討ください。

※募集ポジションは同社のニーズのタイミングにより変わります。

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親会社である株式会社IHIで採用され、株式会社IHIエアロスペースへ出向となります。

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