2023.09.28
【北海道】夏の電気代事情
こんにちは。リージョナルキャリア北海道のコンサルタント、佐々木です。
北海道ではようやく暑い日々も落ち着き、朝晩は半袖だと肌寒さを感じる時期になってきました。
今年の夏は北海道も例年以上の暑さで、最高気温が30度以上の真夏日が44日連続、札幌市では2023年8月23日に観測史上1位の36.3度を観測するなど、本州に比べ湿度は低いとは言っても、夏は涼しい北海道のイメージはどこへやら...です。
連続真夏日や過去最高気温を更新した北海道ですが、まだまだエアコンの普及率は本州に比べると低いのが実状です。古いデータにはなりますが、2014年の総務省の全国消費実態調査によると、北海道のエアコン 普及率は25%前後、2021年でも全国平均は93%ですが北海道は40%台と低い普及率です。(※)
今年のような酷暑が続くと、さすがにエアコンを設置しないと生活するのも一苦労です。
我が家はエアコンをリビングと寝室2台設置していますが、リビングのエアコンに関しては振り返ると7月下旬から8月いっぱいはほぼ毎日つけていたのではと思います。
電気やガス料金が値上がりしている現在、今回は北海道の夏の光熱費のリアルをお伝えできればと思い、我が家の光熱費事情を公開します!
※参照:
・e-Stat 全国家計構造調査 平成26年全国消費実態調査(最終閲覧日:2023年9月28日)
・ウェザーニュース|連日35℃超え猛暑の北海道 しかしクーラー保有率は約4割(最終閲覧日:2023年9月28日)
そもそも光熱費の平均は...?
まずはそもそも、光熱費はどれくらいかかるのかでしょうか。全国の平均値(2022年、世帯人数2人)を見てみましょう。
ガス代 | 上下水道料 | 電気代 | 他の光熱 | 合計 | |
全国平均 | 5,232円 | 5,207円 | 12,678円 | 1,404円 | 24,521円 |
※データ引用:総務省「家計調査 家計収支編/都市階級・地方・都道府県庁所在市別1世帯当たり1か月間の収入と支出」
総務省の調査(2022年分)によると、世帯人数が二人の場合の1ヵ月の光熱費の平均は24,521円となっています。
もちろん季節や地域によって変動するので、必ずしも上記が全共通ではありませんが、一つの目安になりますね。
ちなみに季節(四半期)ごとの光熱費の違いは下記内容となります。
ガス代 | 上下水道料 | 電気代 | 他の光熱 | 合計 | |
1~3月 | 6,875円 | 5,370円 | 14,847円 | 2,828円 | 29,919円 |
4~6月 | 5,828円 | 5,229円 | 11,911円 | 922円 | 23,890円 |
7~9月 | 3,704円 | 5,188円 | 11,662円 | 259円 | 20,813円 |
10~12月 | 4,522円 | 5,042円 | 12,293円 | 1,607円 | 23,464円 |
※データ引用:総務省統計局「家計調査 家計収支編」(最終閲覧日:2023年9月28日)
やはり冬場の光熱費が最も高くなりますね。その他の時期はそこまで大きな差はありません。
我が家の光熱費事情
では、実際に北海道に住む我が家の光熱費はいくらくらいなのか、今回は直近6~9月の4か月間の光熱費を公開します。
我が家は夫婦共働きで、戸建て住宅に二人暮らしをしています。
ガス代 | 上下水道料 | 電気代 | 合計 | |
2023年6月 | 9,148円 | 8,042円 | 7,701円 | 24,891円 |
2023年7月 | 6,845円 | - | 4,804円 | 11,649円 |
2023年8月 | 5,619円 | 6,279円 | 5,661円 | 17,559円 |
2023年9月 | 5,511円 | -円 | 11,345円 | 16,856円 |
平均 | 6,780円 | 3,580円 | 7,377円 | 17,738円 |
ちなみに2022年同月のデータはこちらです。
ガス代 | 上下水道料 | 電気代 | 合計 | |
2022年6月 | 8,338円 | 5,692円 | 7,705円 | 21,735円 |
2022年7月 | 6,976円 | - | 5,494円 | 12,470円 |
2022年8月 | 6,880円 | 7,454円 | 8,160円 | 22,494円 |
2022年9月 | 8,215円 | - | 6,828円 | 15,043円 |
平均 | 7,602円 | 3,286円 | 7,046円 | 17,935円 |
こうして見てみると、今年9月分の電気代は対前年比約1.6倍と増えてはいますが、全国の平均値と比べると下回っています。
北海道が酷暑だったとはいえ、電気の使用量はやはり少ないようです。
ちなみに我が家の6月のガス代が割高なのは、5月上旬はまだ寒い日もありますので、パネルヒーターを使用していたためであると考えられます。
まとめ
ご覧いただいたように、酷暑となった今年の北海道における光熱費、特に電気代は全国の平均値よりすこし下回る結果となりました。
ただ、皆さんがもっともに気になるのは、暖房をフル回転する「冬の光熱費」でしょうか。
北海道は12~2月まで厳しい寒さが続きますので、光熱費が夏に比べて倍近くかかる場合もあります。次の機会にリアルな数字をお伝えできればと思います。
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