地域情報ブログ

北海道企業2023.05.24

ラピダス 東会長・小池社長が登壇|千歳市にて事業・工事計画説明会に参加してきました!

こんにちは。リージョナルキャリア北海道のコンサルタント、笹本です。

今回は、2023年5月22日に千歳市で開催されたラピダス株式会社の事業・工場計画説明会に参加してきましたので、その模様をお伝えします。

「北海道における次世代半導体プロジェクト説明会及び工事計画等説明会」開催!

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(※筆者撮影)

今回の説明会は、ラピダス、北海道庁、千歳市が共同開催した初めての説明会。当初1,000名の定員でしたが、1,400名以上の参加希望があったそうで、大ホール(約1,000名)に加えて中ホール(約400名)がサテライト会場として設置された他、Zoomでのライブ配信も行われました。

これは当日の会場の様子ですが、空席がなく満席の状態。会場後方には、立ち見の人もいるほどでした。私も開催30分前に到着し、なんとかメインの大ホールにて聴講することができました。

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(※筆者撮影)

とくに今回は、ラピダス関係者から直接プロジェクトや工事計画の詳細が語られるということで、私自身もそれを楽しみに参加してきました。

早速、冒頭の開会挨拶でラピダス 東会長が登壇。

印象的だったのは、かつて「鉄は国家なり」と言われていた時代から、鉄が石油に代わり、そして石油が半導体へと変化したという話です。

「半導体の開発・製造に後れを取っている今の状況下で、ラピダスプロジェクトは日本にとって最大の機会であり、北海道で半導体産業のフロンティアをつくりたい」という力強い言葉で説明会がスタートしました。

初お披露目 ラピダス千歳工場「IIM」の完成イメージ

当日とくに会場の注目を集めていたのが、小池社長と清水専務から発表された千歳工場の工事計画。今までどのような工場になるのか全貌が明らかになっていませんでしたが、今回の説明会では、いよいよ工場の完成イメージが発表となりました!

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(※画像引用:北海道新聞 「ラピダス次世代半導体プロジェクトの全貌 千歳説明会詳報 │2023年5月23日

写真を見てわかる通り、従来の半導体工場とは異なる外観で、自然と調和するような設計になっています。自然豊かな北海道(千歳)の地に馴染むように、自然とのマッチングは工事計画のなかでも重要な要素の一つとなったそうです。

また、外観だけでなく、環境に優しい工場を目指して建物には環境配慮型のコンクリートが使用され、二酸化炭素の排出量は40%削減される予定とのことでした。

なお、工場の名称は「IIM(イノベーティブ・インテグレーション・フォー・マニュファクチュアリング)」で、今後あらゆる分野において需要の増加が見込まれる「2nm(ナノメートル)」の半導体の量産化を手掛ける「IIM-1」と、"ビヨンド2nm"を目指す「IIM-2」が建設予定となっています。

その広さは、工場用地である工業団地 千歳美々ワールドがおよそ札幌ドーム12個分(65ヘクタール)とのことで、圧倒的な規模感ですね。

工事スケジュールについては、来月(2023年6月)から造成工事が始まり、2023年9月に本格的に着工開始予定。来年2024年3月にようやく建物が見え始めてくるイメージのようです。

(ちなみに、弊社ブログでは、完成までの工場の建設状況も適宜情報発信できたらと思っています。皆さんご注目ください!)

苫小牧・千歳・札幌・石狩を繋ぐ「北海道バレー」構想?

説明会でもうひとつ注目を集めていたのが、小池社長から語られた「北海道バレー」構想です。

これは、このたびのラピダスの参入を皮切りに、北海道と協力しながら、日本版シリコンバレーともいえる「北海道バレー」の実現を目指す、というもの。

具体的には、重要な港湾を持ち海底ケーブルとつながる苫小牧市、ラピダス建設予定の千歳市、道内でもIT企業が集まる中心都市である札幌市、再生可能エネルギーを使ったデータセンターができる石狩市を線で結び、関連産業の集積を図る、というイメージのようです。

同様の話が、北海道の鈴木知事や土屋副知事からも出ていました。

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(※Google Mapにて筆者作成)

このエリアを中心にさまざまな分野でデジタル化を進め、北海道のデジタル産業を面的に広げていく、とのこと。それに伴ってさらなるエンジニアのニーズの高まりも期待できそうです。

「北海道バレー」構想に関しては、北海道が今年の夏までに方向性をまとめるようなので、続報がでてきましたら、また皆さんに情報発信させていただきます。

以上、千歳市のラピダス事業・工事計画説明会のレポートでした!

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