2023.04.05
【仙台 桜の名所】杜の都の天神さま 榴岡天満宮
こんにちは。リージョナルキャリア宮城のコンサルタント、菅原です。
4月に入り一気に春めいてきましたね。4月3日時点の仙台市内は桜が満開。まさに見ごろを迎えています。
今回は仙台駅から徒歩15分。東口側の有名な観桜地である榴岡天満宮(つつじがおかてんまんぐう)をご紹介したいと思います。
榴岡天満宮のなりたち
※画像引用:榴岡天満宮公式HP(最終閲覧日:2023年4月5日)
仙台市の観桜地として有名な榴ヶ岡に鎮座する榴岡天満宮は、平安時代の天延2年(974)に山城国(現在の京都府)に御創建された。その後、平将春が陸奥国宇多郡(現在の福島県)に勧請し、次に宮城県柴田郡川内村に御遷座したのが始まりで、天文20年(1551)に小俵玉手崎(仙台市青葉区の仙台東照宮の地)に3度目の御遷座が行われた。
後に、藩祖伊達政宗公が仙台城を造営するとき、当宮の社木(境内地にあった樹木)を用財として切り取った為、その報賽に慶長16年(1611)に新たに丹塗りの御社殿を造営したが、慶安3年(1650)徳川幕府の命令による仙台東照宮建立に際し、その境内地東側に御遷座がなされた。
そして、寛文7年(1667)7月25日に三代藩主伊達綱宗公の意思により、丹塗りの社殿・唐門を新たに造営し、菅原道真公の真筆(直筆の書)が奉納され、現在の鎮座地である榴ヶ岡に御遷座が行われ、杜の都の天神さまとして現在も広く崇敬されている。
※引用:榴岡天満宮公式HP(最終閲覧日:2023年4月5日)
背景からもお分かりいただけると思うのですが、ビルやタワーマンションに囲まれた環境に鎮座している天満宮です。見慣れたコンクリート建造物の街並みを歩いている中で、鮮やかな丹塗りの建物が目に入ってくるので、初めて見る方は驚かれるかもしれません。
実は東日本大震災で被災しており、2年半以上の時間を費やして御社殿が修復されています。そのため、真新しい状態の建物を見ることができます。
御神徳
御神徳(ご利益)はいろいろとあるようなのですが、菅原道真公との関係もあり、学問や子供、交通安全で有名なようです。由来の各エピソードも興味深い内容ですので、ご興味をお持ちの方は是非、榴岡天満宮のホームページ「御神徳の由来」をご覧ください。
私は日曜に伺ったのですが、参拝者の列ができていました。
どうやらこの日は春限定の「お花見限定御朱印 春詣 桜天神」というものが催されていたようで、それがお目当てで参詣された方も多くいたようです(4月1日から頒布とのこと)。
境内は活気にあふれ、賑わっていました。
また、天神社には菅原道真公と関係性の深い「牛」も「撫で牛」として複数体祀られており、想いを込めながら撫でられている方も。
前回のマンホールの記事(下記リンクからご覧ください)の際も感じましたが、春めいてきたことに加えて、だんだんと状況が変化してきたことで外出している人が増えてきたように思います。
まだまだ油断はできない状況ですが、2023年の春をしっかりと感じていきたいと思いました。引き続き、面白い情報や季節の情報をお届けしたいと思います。
仙台市内を探索したくなる「仙台デザインマンホールプロジェクト」|リージョナルキャリア
おまけ
4年ぶりにお花見が解禁されたとのことで、榴岡天満宮から5分圏内の花見の名所「榴岡公園」にも足を延ばしてみたところ...
見渡す限りの人・人・人...!
思い思いに久しぶりのお花見を楽しまれているようでした。
改めて、コロナ前のように、少しでも早く誰もが自由に季節を楽しめるようになるといいなと思いました。
※引用元を明記しているもの以外、画像は全て筆者撮影です。
お役立ち情報
▼宮城専任のコンサルタントへのキャリア相談はこちら
▼宮城の公開求人はこちら