2022.06.07
宮城県住みたい街No.1「富谷市」地元出身者が語る魅力
こんにちは。リージョナルキャリア宮城のコンサルタント、菅原です。
私の出身地は仙台市に隣接する「富谷市」で、中学・高校・大学と青春の大部分を過ごした生粋の富谷っ子です。
そんな私の地元が、大東建託株式会社による「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング2021」の<宮城県版><東北版>にランクインしました。宮城県版では3年連続1位、東北版では2年連続1位を獲得しており、出身者として嬉しく思います。より多くの方に知っていただきたいと思い、今回は富谷市の魅力をご紹介します。
※引用:富谷市HP Information(最終閲覧日2022年6月7日)
富谷市について
富谷市は仙台市の北側に隣接する市です。2016年、市制施行により富谷町から富谷市になりました。人口は約5万人と仙台市のおよそ20分の1の規模です。
古くは宿場町でした。奥州街道の要駅として栄え、お茶やお酒が銘品だったそうです。県内最古の酒蔵、内ケ崎酒造店は1661年から現在も富谷でおいしいお酒を造っています。
※引用:内ケ崎酒造店HP(最終閲覧日:2022年6月7日)
1950年代中盤から全国各地で広まったニュータウン開発の流れを受けて、今の街並みの原型が出来上がりました。もともと山が多いエリアのため豊かな自然を感じることができます。私が学生の頃は「クマが出没したので午前授業で終了」ということもありました。
※引用:富谷市HP(最終閲覧日:2022年6月7日)
富谷市の魅力
富谷市は57年連続で人口が増加しています。「令和2年度 第2次富谷市人口ビジョン」によると、近年の富谷市への転入者は子育て世帯(親世代:30~39 歳、子世代:0~4 歳)の割合が高いことがわかります。「富谷市は生活しやすい」と考える子育て世代が多いのではないか、という仮説をもとに富谷の魅力を調べてみました。
子育て支援が充実
待機児童数0、18歳まで医療費無料など、仙台市や近辺の自治体と比較すると子育て支援制度が非常に充実していることがわかります。
国内初の「ユニセフ日本型こどもにやさしいまちづくり事業実践自治体」の承認を得ている点も、子育て世代にとって魅力ではないでしょうか。
※引用:富谷市HP 子育て・教育(最終閲覧日:2022年6月7日)
豊かな自然が近くにある
公園が多いことも富谷の特徴です。芝生が生えている大規模な公園が団地のなかにあるなど、自然豊かな環境で子育てをしたいと考える方にはぴったりです。
※引用:富谷市HP 大亀山森林公園(最終閲覧日:2022年6月7日)
大規模商業施設が多い
コストコ、三井アウトレット、イオンなど、大規模な商業施設が多く買い物には困りません。
通勤エリア圏内に多くの企業がある
車で40分圏内に様々な業種の企業があります。仙台市、利府町、大和町、大衡村など隣接する自治体の工業団地やソフトパークに企業が集まっており、通勤に便利という理由で富谷市に住む方も多いでしょう。
以前から東洋刃物やフジ・コーポレーション、カルラといった上場企業の本社がありましたが、近年では東京エレクロトン宮城、トヨタ自動車東日本といったグローバル企業が富谷市近隣の工業団地に進出し、雇用増加の一因となっています。
また、セラミックスメーカーのNTKセラテック(泉区)や老舗ハウスメーカーのタカカツHD(大崎市)といった富谷市周辺の企業が積極的に採用を行っていることも人口が増えている理由の一つかもしれません。弊社も採用をご支援しておりますので、富谷市周辺の企業に興味のある方はリージョナルキャリア宮城までお気軽にお問い合わせください。
弱点は公共交通機関
ここまで富谷市の魅力をご紹介しましたが、出身者の私が感じる弱点もお話ししたいと思います。それは、公共交通機関での移動が大変だということです。
富谷市は電車も地下鉄も域外のため、車・バスでの移動が基本となります。そのため仙台市中心部で働いている方は、バスで富谷市内から泉中央駅へ→地下鉄で仙台駅へ、というルートで通勤します。私もこのルートで通勤をしていた時期がありますが、バス40分+地下鉄16分=約1時間をかけていました。首都圏では普通の通勤時間かもしれませんが、仙台市内の平均通勤時間である28分(リージョナルキャリア調べ)の2倍であり、宮城県内では「長時間通勤」の水準です。
富谷市に住んでいる学生が仙台市内の高校・大学に通う場合も同様の交通手段になるため、通勤・通学の時間帯は混雑します。バスの本数があまり多くないことも影響しているでしょう。代替手段として自転車に乗る方もいますが、坂が多いため電動自転車を使うことをおすすめします。
富谷市長は実業家
富谷市は市長自ら起業塾を立ち上げ、コミュニティを創出しています(市長は講演会でセミナーを行うこともある実業家です)。以前は特産品といえばブルーベリーくらいでしたが、現在では人気アーティストとコラボしたはちみつづくりやスイーツイベントなどが盛んに行われており、地域の盛り上がりを感じます。
ご興味をお持ちの方は是非HPやSNSをのぞいてみてください。これを機に「富谷市、ちょっと面白そうだな」と思っていただけたら幸いです。
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