2022.01.27
株式会社ニッカリ・杉本社長の『夢』の授業より
プライベートでは、同僚と「1日10軒はしご酒」という飲み歩きイベントを2人で勝手に開催していまして(笑)、これまで2回開催したのですが、コロナ禍となってからは3回目の開催の目処が立たず・・・ほんと、いつになったら自由に行動ができるんでしょうか。。。
そんなことを思いながら、先日、その同僚と仕事終わりに2人で"オフィス飲み"をする機会がありました。私も彼も歳の近い子どもがいて、しかもどちらも同じ4姉妹という共通点があることから、子育ての話になったんですね。詳しい話は割愛しますが、結論から言うと、最終的には2人して号泣する結末となりました(笑)
まだまだ甘えたい年頃の長女が勇気を出して甘えてきた時に、疲れを言い訳にしてちょっと冷たい対応をしてしまい、後になって後悔する・・・そんな話に共感し合い、長女に対する申し訳無さ、そして愛おしさが爆発してしまった結果、2人とも溢れ出る涙を抑えることができませんでした。「自分に余裕がないと人にやさしくできない」なんて言いますが、もし仮に自分に余裕がなくても、子どもにやさしくしよう、全力で甘えさせてあげよう、と2人で誓った夜となりました。
いや~、自由が制限され、はしご酒もできず、いろいろ溜まってるんですかねぇ~(笑)はやくワイワイガヤガヤ飲みたいものです。。
夢は見つけるものではなく、自分で作るもの
さてさて、その時の同僚との会話の中で「子どもたちには好きなことを見つけてほしいよね」みたいな話をしたんですが、以前、こちらのブログでも紹介させて頂いた『岡山働き方改革パイオニア企業』に選ばれているニッカリ社(参考)のFacebookページで、こんなポストを拝見しました。
昨年、杉本社長がある小学校に授業に行かれた際のもので、その中に授業を受けた子どもたちの感想文も載せられていたのですが、その感想文がとても素敵でした。
いろいろな話をしてくださりありがとうございました。
ぼくの心に一番残ったのは、最後に話してくれた部分です。
「夢は見つけるものではなく、自分で作るもの。」
この言葉が、ぼくの心にとてもひびきました。自分の夢をしっかりと作っていこうと思いました。
転職相談の中では『夢』の話をすることはあまりありませんが、「転職を考えているものの、"なにがしたいのかがわからない"」という方も少なくありません。これに対するヒントが杉本社長のメッセージの中にもあるように思います。
自分がやりたいことがここではないどこかにあって、それを見つけにいく、ということではなく、自分がやりたいことは自分の中にあって、自分と向き合い、自分を知って、明確にしていく(作る)、ということをあらためて感じました。
100年続く企業の基礎をつくる(株式会社ニッカリ・杉本社長)
ニッカリ社は斜面でモノを運ぶ産業用モノレール(モノラック)でトップシェアを持ち、経済産業省の『グローバルニッチトップ企業100選』に入るメーカーです(参考)。
モノラックはもともとは段々畑でのみかん栽培で収穫時の運搬を助ける機械としての活用がメインでしたが、近年では、土砂災害などの復興や対策・調査において大活躍しています。
先日、日経新聞の記事で同社が取り上げられ、その中で杉本社長は「100年続く企業の基礎をつくる」とご自身の夢を語っておられます。それを実現するために、変化を嫌う役員を総入れ替えするなど風土変革を進めた、とサラッと書いてありましたが、これって本当にすごいことですよね。
大きな夢や目標を作って、それを実現するために目の前にある難しい問題と向き合い、逃げずに実行していく。経営者としての断固たる意志や、言葉と行動にズレがない姿勢を見て、人はついていくのだと思います。
少し状況が落ち着いたら、私も杉本社長に"授業"の機会を頂きたいと思います。