2022.01.05
選考通過の可能性を高める方法とは?
リージョナルキャリア愛知のコンサルタント、花木です。
今回は、選考通過の可能性を高める方法についてお話したいと思います。
選考通過の可能性を高めるために
志望動機について
会社の事業(魅力・将来性)に触れることが重要ですが、同様の事業を営んでいる企業も多いです。
そのため、「企業のビジョン(vision)」「ミッション(mission)」「バリュー(value)」や「経営理念」「社長のメッセージ」などを確認し、それについての感想を述べると、その企業でなければならない理由として説得力が増します。
職歴について
職歴は長くなりすぎないよう、2分以内を目安に端的に話すのが良いとされています。
また、単に職務内容を話すだけではなく、活かせる経験・スキル・実績、仕事に対する取組みや姿勢も含めてアピールできるよう準備しましょう。
退職理由について
「転職して何を解決したいのか」「また会社で同じようなことが起きて辞めてしまわないか」という再現性を確認しようとする質問です。
年収、職場環境、人間関係など明確な事実を、具体的・論理的に話し、結論を前向きに展開することが大切です。
質問について
実際の職務内容や今後の展開について質問すると良いと思います。
前向きな内容で、ご自身がその会社で働くためにイメージがつくような内容の質問をすることで、企業側に共感を得やすくなり、良いコミュニケーションが取れると思います。
「特にありません」や「大丈夫です」は避け、最低2~3つの質問を事前に用意しておくとよいでしょう。
自分のアピールも大切ですが、それだけではなく、まず「企業が今回の求人で、どのような人材を求めているのか」ということを理解し、整理することを忘れないようにしましょう。
「企業がどんな人材を求めているか」を理解した上での面接対策
【例】
ポジション:設計部門のマネージャー候補
採用背景:進捗・コストを含めたプロジェクト管理をしてほしい。
この求人に対してのアピールポイントは、今までのマネジメント経験の内容です。「どれだけの規模のプロジェクトに携わったことがあるか?」「それに対してどのような結果を残してきたか?」を伝えることが重要です。
もし、「設計の経験が豊富で実務に自信があります。」とアピールした場合、企業の反応はどうでしょうか?スキル・志向性ともにアンマッチとなり、良い結果には繋がらない可能性が高いと思われます。
「採用するメリットがある」と企業に思ってもらうことが、選考突破の近道です。
弊社の面接対策を通して面接を受ける場合
転職希望者の経歴、転職理由、志望動機は一人ひとり異なります。また、企業や求人内容、募集背景もそれぞれ違います。
そのため、弊社ではセオリー通りの選考対策を行うのではなく、個別の転職希望者と企業に合わせた独自対策を行っています。
面接対策
まず、応募する企業や求人にとって、経歴の「どこが評価される強みか」「どこが懸念点になるか」を事前に確認します。せっかくアピールできる強みも、面接で初めて質問されると、十分に伝えることができないかもしれないからです。
そこで、これまで何千人もの経歴を見てきた弊社の経験から、転職希望者の背景や経歴を把握し、どこが強みでどこが懸念材料になるかをアドバイスします。これにより、スタンダードな質問以外を想定した対策が可能です。
企業との信頼関係
弊社では、企業との信頼関係も構築もできています。転職希望者の経歴や価値観を理解し、志向に合わない求人を紹介しないだけではなく、募集背景や企業の今後の戦略、風土を熟知し、今後必要とされる人物像を把握しているため、企業の人材ニーズとマッチしない方を推薦することはありません。
「この方は、きっとこの企業で経験を活かして活躍できる」と、転職希望者と企業、双方にとって幸せな姿が想像できて初めて応募をおすすめしています。そのため、企業も「この紹介会社からの推薦人材であれば、良い方であろう」と信頼し、受け入れていただける場合も多くあります。
これが、弊社を介して転職活動をする大きなメリットのひとつと自負しております。
成功率の向上
一般的に紹介会社を利用した場合の書類選考通過率は30%、面接通過率はそのうちの30%と言われますが、弊社ではしっかりと面接の準備を行うことで、面接通過率が10~15%程度上がっています。
ぜひ、愛知県や静岡県での転職をお考えの方は一度ご相談ください。
今回は実際の面接に関する内容でしたが、「企業に響く職務経歴書を作りたい」など、転職に関わるご相談もお気軽にご連絡ください。