2021.10.08
【福岡散策ルポ】まさにビッグバン!生まれ変わる天神の今を感じてみた
今回もまずは、いつも通り博多駅で降りて、博多口の様子を確認します。2022年度には七隈線が博多駅から直通に。今から変化が楽しみです。それから、『博多コネクティッド』の目玉となる西日本シティ銀行のビルは工事中ですが、まだ外観はわからない状態です。
さて、空港線に乗って天神まで出てみましょう。西鉄グランドホテル近くの出口で出てみると、もうこんなに開発が進んでいます。
ここには高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン」が入る25階建てのビルが22年12月に完成見込みです。建ち始めると早いですね~!
西鉄グランドホテルから天神交差点に向けて歩くと、もう景色が随分と違います。
見えてきました、『天神ビッグバン』の第1号プロジェクト・天神ビジネスセンター。福岡出身の世界的建築家、重松象平氏がデザインを手掛けた先進的なビルです。
せっかくなので、近くで見てみましょう。
10月4日には竣工式が執り行われ、開発を手掛けた福岡地所(株)の榎本社長を始め、同ビルに入居予定の(株)ジャパネットホールディングス髙田社長、福岡市長・高島氏などが出席され、プレスにもお披露目となりました。
こういった都市開発を見て、未来の働き方をあらためて想像してみます。
東京のような巨大都市の場合、土地の値段はとても高いですし、通勤にも時間がかかりますし、移動しなくても済むリモートワーク中心の働き方になっていくのだろうと思います。でも、福岡のような地方の中核都市だと、そもそも通勤時の混雑はさほどでもありませんし、かかる時間も30~40分が平均です。そうなると、ときにはリモートで行う仕事もあるでしょうけれども、メインの働き方は、「オフィスの近くに住んで、仕事はオフィスで集中的に」という感じになるのではないかと思います。
現時点においてもまだ漠然と想像するレベルですが、大都市・東京の企業での働き方の変革が急ピッチで進み(トヨタ、ヤフー、NTTなど)、地方の中核都市・福岡の都市開発と企業誘致(ジャパネットHD、NEC、米ボストンコンサルティンググループなど)が次々実現していくのを見ると、これからの日本は、地方の中核都市がどんどん賑わっていくのではないかと感じます。
この過熱感を見ると、福岡市の市税収入が伸び続けているのも頷けます。(参照/西日本新聞)
いや~、本当にどんどん魅力的な街になっていきますね。それではまた次回の福岡散策ルポをお楽しみに!