2021.07.02
【定点観測】岡山県の有効求人倍率-2021年5月、前月比ほぼ横ばいの1.41倍
最近そんな遊びの中から、改めて大事なことだなぁ~と感じさせられたのが、まず親が率先してやってみせると、子どもたちも自然とそれをマネして当たり前にできるようになる、ってことです。これって、親子関係だけでなく、職場における上司と部下でも同じことが言えますよね。率先垂範がいかに大事であるかを子どもとの遊びの中から学ぶことができました。
ということで、シマヘビを捕獲し、興味深く観察する子どもたちです(笑)苦手な方は申し訳ありません・・・!
<前回記事>
2021年5月の岡山県の求人倍率は「1.41倍」
さて本題ですが、先日、岡山県の5月の有効求人倍率が発表され、前月を0.01ポイント下回る『1.41倍』となりました。
厚生労働省が発表する統計値の一つで、「求職者1人に対して、企業などから何件の求人があるか」を示します。有効求人倍率が1倍を上回ると求職者よりも求人数の方が多い(企業にとって人手が不足している)状況で、逆に1倍を下回ると求人数より求職者数が多い(求職者にとって仕事探しが難しい)状況となります。
下回るとは言っても、2020年7月に1.5倍を切ってからは、概ね1.4倍前後で推移しているため、ほぼ「横ばい」状態が続いています。
なお、前年同月と比べた新規求人を見ると、減少に転じた業種はあるものの、全体では2ヶ月連続の増加(+1.6%)となっています。
<増加>
生活関連サービス・娯楽(+51.2%)、宿泊・飲食サービス(+38.0%)、金融・保険(+30.6%)、サービス(+23.9%)、製造(+20.0%)、建設(+9.1%)、医療・福祉(+2.8%)、運輸・郵便(+1.4%)
<減少>
学術研究・専門技術サービス(-35.1%)、不動産・物品賃貸(-26.7%)、卸売・小売(-17.6%)、情報通信(-2.9%)
(参照-岡山労働局 雇用情勢)
先月の定点観測にて、緊急事態宣言発出による影響を懸念していましたが、やはり影響は出ているようです。ただ、新規求人の増加によって、「思ったよりは影響が出なかった」と言えるかもしれません。今後も引き続き注視していきたいと思います。
過去の求人倍率
-2021年4月(1.42倍)