2021.06.11
岡山・里庄町が誇るスター、藤井風と安田信次郎
藤井風を聴いていたら、"何なん"が止まらなくなってしまいました。。。(笑)
それにしても藤井風、すごい勢いですね。岡山は浅口郡・里庄町が生んだスターとあって、町をあげてのパワープッシュもすごいことになっています。里庄町のHPには特設ページが用意され、役場にはサインやポスターコーナーがあり、訪れるファンも増えているんだとか。里庄町にビッグチャンス到来です。
ただ、「里庄といえば?」と聞かれれば、私の中では、藤井風ではなく「安田工業」です。
世界最高峰の工作機械メーカー・安田工業株式会社
超高精度マザーマシンの開発製造を手掛ける安田工業。かのフェラーリ社が新型エンジンの開発プロジェクトを始動する際に、『超高精度領域の加工を実現できる工作機械を世界中から探す』というミッションの中、3社まで絞ったうちの1社が安田工業だったというエピソードから、同社の技術力の高さをうかがい知ることができます。
また、こんなエピソードも聞いたことがあります。創業者の安田信次郎氏が1929年に前身となるストロング商会を大阪市に設立し、その後戦時の強制疎開によって1944年に笠岡町(現笠岡市)に工場を移転するわけですが、その際、大阪のある橋の上で、一人の男と固い握手をして別れたといいます。互いに技術力を認め合うその男とは、のちのパナソニック創業者、「経営の神様」と言われる松下幸之助氏。・・・なんてドラマチックな話でしょう。安田工業は決して目立つことは好まない"玄人好み"な企業なのですが、創業から今に至るまでを一本の映画として見てみたいものです。
「いつかは安田の機械を使ってみたい」「一度使うと、次も安田の機械が欲しくなる」という声が後を絶たないと言います。私も「いつかは瀬川に相談してみたい」「一度相談すると、次も瀬川に相談したくなる」そう言って頂けるようにサービス品質を磨いていきたいと思います!