2013.05.15
岡山から現代アートの祭典へ!
海大好き、サーフィン大好きな私ですが、先日、偶然にも、鎌倉を拠点に活動するサーフィンフォトグラファーの方と瀬戸内海で遊ぶ機会がありました。
その方は、地元鎌倉はもちろん北海道や高知、ハワイやオーストラリア、インドネシア、メキシコなど波のあるところに出掛けて、そこでサーフィンをするプロサーファーたちを岸からだけでなく水中撮影もやってる方で、彼の撮影した写真は国内外のサーフマガジンやアパレルブランドのカタログなどに使用されている売れっ子フォトグラファー。
そんな彼が、波のない瀬戸内海を前に「瀬戸内海ってすごい良いですね」と言ったのは少し意外でした。普段、波があるところばかりを旅しているから逆にそんな風に思うのかなと思ったのですが、そうではなく、島々の景色が美しく神秘的だと言うんです。
ぼくは全国各地の海を見ているわけではないですが、瀬戸内海の景色は確かに本当に素晴らしいと思います。湖のように穏やかな水面。そのキャンパスに反射する朝日や夕日。漁船やタンカーの引き波。そして、点在する島々や無数にある牡蠣筏。それらが朝昼晩と顔色を変え、とても美しい景色になるんです。
そんな美しい瀬戸内海の島々で3年に1度開催される芸術祭・現代アートの祭典があります。それが瀬戸内国際芸術祭です。
舞台は瀬戸内海に浮かぶ岡山、香川両県の島々(直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島、本島、高見島、粟島、伊吹島)。島々が持つ魅力とアートを掛け合わせ、瀬戸内海の島と海の魅力を世界に向けて発信しています。
春、夏、秋の3シーズンに分けて開催しており、4月21日に閉幕した春会期は24万6344人が来場し大盛況。夏会期は7月20日からです。
瀬戸内の美しい島々を旅する現代アートの祭典。皆さん、夏会期に合わせて岡山へ遊びに来ませんか?