2013.03.06
早起きは三文の徳~仙台中央卸売市場より
朝6:30、仙台駅に集合し車を乗り合わせていざ市場へ。天気もよく、見学日和です!
仙台中央卸売市場は、文字通り仙台市民の台所。市民の食生活に欠かすことのできない水産物、野菜、果物などの生鮮食料品や花卉などを全国各地はもとより、世界中から集荷し、適正な価格をつけて市民の元へ流通させる役割を担っています。
今回は青果部門を見学しました。ご覧ください、この物量!これでも、この日はまだ荷物が少ないほうなんだとか。
仙台市場は、東北最大の市場‥中央拠点市場に位置づけられており、年間1240億円、1日あたり約4億5000万円の商いがここで行われています。
そしてこの建物は、東日本大震災の強烈な揺れに耐え、支援物資供給に大きく貢献しました。
震災翌日から稼働し、
3月12日に バナナ2000箱
3月13日に でこぽん2000箱
3月14日に りんご2000箱
3月15日に 再びバナナ2000箱
の支援物資を供給しました。ちなみにバナナはひと箱あたり80本入っているそうです。(2000箱だと16万本です。すごい量ですね)
この日は市役所の市場担当課長さんが案内してくれました。"せり"の様子です。今では相対取引といって、"せり"にかけない取引が増えているんだそうです。
ターレットで荷物を運びます。猛スピードで走ってますので、油断していると轢かれます(笑)
こちらは山形県産の「うこぎ」です。米沢名物、食べる生け垣として有名です。
見学終了後は市場内の食堂で朝ご飯。8:30以降は一般市民にも開放されています。昼時は行列ができるそうです。
こちらは海鮮丼。これで900円はお得ですね。個人的にはご一緒した方が注文していた「マグロほほ肉ステーキ定食 750円」もとっても気になりました。
早起きしての朝ご飯は最高ですね。以上、普段あまり見られない、仙台市場でした!