2012.12.12
東北は"イキナリ"寒い
12月、クリスマスシーズンの仙台はとても賑やかです。その代表がこちら"SENDAI光のページェント"。今年で27回目を迎える仙台の冬の風物詩。ケヤキ並木で知られる定禅寺通りが数十万個の電球による装飾で彩られます。("SENDAI光のページェント"は12月7日~12月31日まで開催中です)
そして、全く話は変わりますが、冬はやっぱり鍋がおいしい季節です。特に私がいちばん好きな鍋のひとつ、秋田のきりたんぽ鍋。たいへんメジャーで、近年はスーパーなどできりたんぽ鍋セットが売っていますが、やはり地元で食べる鍋は一味違います。
「きりたんぽ」の発祥は、秋田県大館・北鹿地方で、昔、山仕事に携わった人たちが山小屋で残り飯やおこげを練ってトリ鍋に入れたり、味噌を塗って食べたのが始まりと伝えられています。大館では、「おふくろの味」として各家庭に代々受け継がれた味があるそうで、冠婚葬祭など多くの来客があるときには、もてなし料理としてふるまわれます。
東北には、他にも八戸のせんべい汁、岩手のどんこ汁、青森の鱈みぞれ鍋、庄内のどんがら汁などなど、この季節に美味しい鍋料理がたくさんあります。年末は故郷で鍋料理、というのもいいかもしれませんね。
そうそう、お正月には有名な仙台の初売りがあります。公正取引委員会も「伝統行事」として特別扱いするほどの豪華福袋が街中に溢れます。そんなこんなで、年末年始は、ぜひ東北でお過ごしください!