2015.09.04
「岡山から世界へ」岡山大学、シリコンバレーに拠点開設。
岡山から世界に発信できるものっていろいろありますね。最も有名なところでは「児島ブランド」に代表されるデニムでしょうか。元々児島は今のような陸続きではなく、海を隔てた島だったらしいのですが、江戸時代に干拓が進み現在のような陸続きになったと。しかし干拓地は塩気が強く、すぐに稲作ができないということもあり、塩気に強い綿花が栽培され、繊維業の発達に繋がっていったそうです。もちろんその歴史背景だけでは「日本初のデニムの産地」となり、現在の児島ブランドを築くに至るはずはなく、繊維業に携わってこられた方々の絶え間ないチャレンジや取り組みがあってこそだと思うと、その無骨なかっこよさにシビれます。
さて、そんな中おもしろい記事を見つけました。昨日の山陽新聞社の記事。
「岡山大学 シリコンバレーに拠点」
おおー!見出ししか読んでないけどなんかすごい!!
記事をみるとなんでもシリコンバレーはITだけでなく、バイオ関連の企業も密集しているらしく、事業化の資金も獲得しやすい環境とのこと。岡山大学はバイオ、生命科学、医歯薬学を得意としており、研究成果を世界にアピールしたい考えだそうです。
うーん、おもしろい。すでに多くの知的財産をもつ研究機関が、より積極的に企業とのコラボレーションを進めていくわけですね。そのためには現地に拠点を作っちゃいましょうということですか。
岡大発のあっと驚くような技術やサービスがこれから生まれてくるかもしれません。ワクワクすると同時にやっぱ日本では資金獲得や事業化にハードルが高いのかなーとか考えなくもないですが、まぁなんにしても岡山大学には世界で存在感を発揮していただきたい!応援しております!