2025.03.27
熊本県内の人口移動の現状とUIターン
こんにちは。リージョナルキャリア熊本のコンサルタント、桝永です。
春の訪れとともに、今年も卒業・入学の季節がやってきました。
進学や就職に伴い、新天地での生活を控えている方も多いのではないでしょうか。
2023年から2024年における社会増加を都道府県別にみると、増加しているのは東京都(14万548人)、大阪府(4万9,767人)、神奈川県(4万1,916人)など20都道府県となっています。

※図引用:総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告 2024年結果」
実は熊本県も2022年から3年連続で転入超過による社会増加となっています。

※図引用:熊本県「令和6年(2024年)版熊本県推計人口調査結果報告(概要)」
増加の要因として考えられるのは、半導体関連企業の進出に伴う雇用機会の拡大ではないでしょうか?
熊本県内にはセミコンテクノパークや熊本テクノリサーチパークなどの工業団地があり、半導体関連企業が集積しています。
また、TSMCの進出により県内への注目が高まり、これに伴って多くの関連企業が熊本県内に新たな拠点を設立しています。
こうした背景から、今後も経済的な発展と地域活性化が期待されています。
令和6年度の学校基本調査によると、県内の高校卒業者7,043人のうち半数を超える3,707人が県外へ進学。
進学先の内訳は、福岡県が1,242人と最も多く、次いで東京都が543人、鹿児島県が199人、神奈川県が198人となっています。
参照:文部科学省「学校基本調査 令和6年度」
県外に進学した人たちは、そのまま都会に就職する方がほとんどです。また県内進学組も就職時には熊本を離れます。
このままでは、人材不足→企業の衰退→地域経済の衰退といった負のスパイラルは免れません。
私たちがUターン転職にこだわっているのは、人がイキイキと働き、企業の業績が向上し、地域が豊かになる社会を創りたいからです。
先日のブログでもお伝えしましたが、UIターン希望者は年々増加しています。
しかし、さまざまな不安から、UIターンに踏み切れないまだまだ多くの方がいらっしゃるはずです。
なぜ地方に帰りたくても、帰れないのか――
それは、地方の企業や生活に関する情報が少ない、または、知らないからです。
弊社はUIターンを希望している方々へ熊本の今を伝えるリアルな情報を届けるために、熊本県内の企業に取材を行い、インタビュー記事の掲載や、生活情報の発信、セミナー情報の紹介などを行っています(※)。
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2025年4月19日(土)、20日(日)に、東京・汐留にて熊本UIターン転職相談会を予定しています。
相談は無料となっていますので、まずはお気軽にご参加ください。

UIターン転職は移住を伴うため、生活環境も大きく変化します。そのため、不安も大きいことと思います。
だからこそ、一人でも多くの方の不安を解消し、暮らしたい場所(熊本)で思い切り働き、末永く幸せに暮らし続けることができるよう、お手伝いをさせていただきたいと考えています。
私たちは、入社時点でお付き合いを終わりにするのではなく、入社後も交流会などを設けて熊本での仕事や暮らしについて直接お話しする機会をいただいています。どうそ、安心してご相談ください。
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