地域情報ブログ

新潟企業2025.02.28

【新潟市】国内TOPシェアを誇る米菓のリーディングカンパニー「亀田製菓株式会社」

リージョナルキャリア新潟のコンサルタント、五十嵐です。

突然ですが、皆さんはおせんべい好きですか?「亀田の柿の種」「ハッピーターン」「ハイハイン」「ぽたぽた焼」「ソフトサラダ」などを食べたことがある方は多いかもしれません。これらのおせんべいは全て、亀田製菓の代表的な製品です。

1946年創業の同社は、新潟県新潟市でせんべいやあられなどを製造・販売している米菓メーカーです。今回は、米菓のリーディングカンパニーとしてさらなる進化を目指す、亀田製菓株式会社をご紹介します。

亀田製菓

(画像引用:亀田製菓株式会社公式HP

亀田製菓株式会社 / 会社概要

【本社】
新潟県新潟市江南区亀田工業団地3丁目1番1号

【工場】
・亀田工場 (新潟県新潟市)
・水原工場 (新潟県阿賀野市)
・白根工場 (新潟県新潟市)

【創業】
1946年9月

【設立】
1957年8月

【従業員数】
4,040名(2024年3月31日現在)

【売上高】
955億34百万円(2024年3月期)

【事業内容】
■国内米菓事業
「亀田の柿の種」「ハッピーターン」をはじめとする、国内米菓の製造販売

■海外事業
北米やアジア諸国を中心として、世界各国のニーズに合わせた米菓の製造販売

■食品事業
植物性由来のプラントベースフードや植物性乳酸菌の活用のほか、社会課題の解決に向けた食品の開発、製造販売

※亀田製菓株式会社HP https://www.kamedaseika.co.jp/

国内TOPシェアを誇る亀田製菓とは?

亀田製菓は、国内米菓市場の約30%を占めるリーディングカンパニーです(シェア率:同社調べ)。1946年の創業当初は水飴の委託加工からスタートしましたが、1950年からは焼菓子を主体として、柿の種などの米菓の製造を開始。その後、米菓作り日本一を目指し、さまざまなヒット商品を世に送り出してきました。1975年に国内米菓市場で売上高日本一を達成し、常に安心・安全でおいしいお菓子を提供することにこだわり続けています。

ロングセラーのブランド商品として「亀田の柿の種」「ハッピーターン」「ハイハイン」「ぽたぽた焼」「ソフトサラダ」が有名です。他にも「サラダうす焼」「揚一番」「亀田のまがりせんべい」「亀田のカレーせん」「白い風船」「こつぶっこ」「手塩屋」「つまみ種」「切り餅揚」「ぶこつ」など、たくさんのヒット商品があります。皆さんのお気に入りはこの中にありますか?

一方、事業展開としては「とよす株式会社」をはじめとするグループ会社の強化に力を入れており、同じ新潟県民として、また米菓ファンとしても、同社のさらなる発展に期待が高まります。

亀田製菓の目指すビジョン

亀田製菓は、国内米菓事業と合わせて、海外事業や食品事業にも積極的に取り組んでいます。長年培ってきた技術やノウハウを強みとする同社は、外部との連携を強め、事業範囲を広げることで、米菓メーカーからライスイノベーションカンパニーへの進化を目指しているのです。

ライスイノベーションカンパニーとは、お米の持つポテンシャルを最大限に発揮し、新たな価値と新たな市場を生み出すという同社のビジョンです。そのために、お米の研究開発力、加工・量産技術力、ブランド力のさらなる強化を図っています。常に挑戦し続けるこの企業姿勢は、働く側にとっても非常にやりがいを感じられることでしょう。

亀田製菓の食品事業とは?

亀田製菓

(画像引用:亀田製菓株式会社公式HP

亀田製菓グループが取り組んでいる食品事業をご紹介します。

■植物性乳酸菌

亀田製菓は長年の研究の結果、お米由来の植物性乳酸菌K-1、K-2の開発に成功しました。これらの乳酸菌は、健康食品や一般加工食品などに使用可能です。実際に、「ハイハイン」や「白い風船」などの自社製品に加え、他社製品にも使われています。

■おかゆ

低たんぱく質米飯「ゆめごはん」は、1994年に発売された亀田製菓のロングセラー商品です。慢性腎臓病の方向けにたんぱく質を低減させることで、人工透析への移行を遅らせる効果が期待されています。

一方、冷めてもお米と水が分離しない「ふっくらおかゆ」は、どなたでも食べやすいユニバーサルデザインフードです。この商品は高齢化社会のニーズに合わせ、粘度と硬さを調整しています。

■長期保存食

グループ会社の尾西食品は長期保存食のパイオニアであり、国産米100%を使用した「アルファ米」を初めて開発しました。お湯か水だけで簡単にふっくらご飯が食べられるのが特徴です。

スプーンが付属したパウチ包装をはじめ、携帯にも便利な仕様となっており、災害時だけでなく、登山やアウトドア、海外旅行といったさまざまなシーンで利用されています。

■プラントベースフード

プラントベースフード(PBF)は、タンパク質危機、環境問題、健康意識の高まりに対応するため、世界中で注目されている食品です。グループ会社のマイセンは、亀田製菓の技術を活用し、日本で先駆けてPBFを開発。おいしく楽しいPBF商品「JOY GREEN」を提供しています。

■米粉パン

グループ会社のタイナイは、アレルギーの原因となる28種類の特定原材料を使用していない専用工場で米粉パンを製造しています。

このブランド商品「おこめが、かなえる Happy Bakery」は、国産米100%でアレルゲンフリー、グルテンフリーの米粉パンなので、食物アレルギーやグルテン不耐症の方でも安心して食べられるのが特徴です。

これらの事業内容から、亀田製菓がお米の研究で培ってきた技術やノウハウを活かし、さまざまな社会課題に取り組んでいることが分かります。ビジネスの可能性を広げ、社会の安心や快適さに貢献しているのは、とても素晴らしいことですね。

亀田製菓株式会社の求人情報

現在、亀田製菓はバックオフィスや研究開発部門などの人員強化を図っています。

経理職

生産企画管理職(マネージャー)

システム開発

品質保証

米菓及びスナック開発

その他亀田製菓の求人はこちらから検索

※「2025年2月28日」時点の求人情報となります。閲覧されるタイミングによっては掲載が終了している場合もございますので、あらかじめご了承ください。

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リージョナルキャリア新潟は、亀田製菓と連携し、最新の採用情報をご案内いたします。同社に興味がある方や新潟県のU・Iターンを検討している方は、ぜひリージョナルキャリア新潟までご相談ください。これまでの経験を活かせるポジションを一緒に探させていただきます。

この記事を書いた人

コンサルタント 
五十嵐 卓

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