2024.11.14
「AIRMAN」を展開する建設機械のリーディングカンパニー「北越工業株式会社」
こんにちは。リージョナルキャリア新潟のコンサルタント、芳賀です。
突然ですが、皆さんは工事現場を近くで見たことがありますか?作業中の現場では、クレーンやショベル、ブルドーザーなどの大型建設機械を目にすることが多いと思います。それらを動かすのは専用のコンプレッサや発電機ですが、新潟県燕市にはその分野で高いシェアを誇る上場企業があるんです。
今回は、建設機械用の動力装置ブランド「AIRMAN」を燕市から世界へ向けて展開するリーディングカンパニー、北越工業株式会社をご紹介いたします。
「AIRMAN」を展開する北越工業株式会社とは?
新潟県燕市を拠点とする北越工業社は、80年以上の歴史を持つエアコンプレッサ・発電機メーカーです。長年にわたり培った技術と信頼により、建設機械のリーディングカンパニーとして活躍してきました。特に、同社のブランド「AIRMAN」では、エンジンコンプレッサが国内シェア90%、海外でも14~15%を獲得しています。
大気中の空気を圧縮し、空気エネルギーを作り出す同社の製品は環境にも優しいのが特徴です。さらに近年では、環境に関する国際規格ISO14001の認証を取得し、持続可能な社会(SDGs)の実現に向けた新商品の開発や環境保全活動の推進などにも力を入れています。「AIRMAN」ブランドの拡大により企業イメージをさらに強固なものとし、グローバルな認知度向上を目指します。
※参照:北越工業株式会社HP
北越工業の3つの強みとは?
今回、代表取締役社長の佐藤 豪一氏にインタビューを行いました。
佐藤代表によると、北越工業の強みは"優れた技術力"、"多彩なラインナップ"、そして"風通しの良い社風"の3点にあります。
■優れた技術力
1938年の創業以来、同社はコンプレッサのパイオニアとして事業を展開しており、長年培った技術力が業界内で高く評価されています。例えば、エンジンコンプレッサのPDSシリーズは低騒音・低燃費を実現しています。また、エンジン発電機のSDGシリーズは高い信頼性と耐久性で業界内でも広く認められており、どちらのシリーズもその市場シェアの高さに反映されています。
■多彩なラインナップ
同社では、エンジンコンプレッサやエンジン発電機に加えて、高所作業車やミニバックホーなど、建設現場や工場で使用される専門機器を幅広く提供してきました。また現在、バイオ燃料に対応した発電機や水素社会に向けた世界初の水素専焼エンジンコンプレッサなど、持続可能な社会(SDGs)の実現に向けた新製品の開発に取り組んでいます。
■風通しの良い社風
同社の人材育成は、企業の持続的成長を支える重要な柱の一つと位置づけています。そのため、同社の目指す人材像を「AIRMAN」という言葉に集約しているそうです。
- Action(行動力)
- Innovation(革新性)
- Reliability(信頼性)
- Mission(使命感)
- Ability(能力)
- Network(ネットワーク)
主力ブランド名である「AIRMAN」には、世界に羽ばたく人材への期待が込められています。今後、グローバル市場での競争力を一層強化するために、多様な文化や価値観を理解し、海外市場にも強い人材の育成に力を入れていきたいと語られていました。
(左から同社人事部 小田様/同社代表取締役社長 佐藤様/弊社代表 江口/筆者 芳賀)
北越工業株式会社の求人情報
北越工業社は、"新しい価値を追求し、社会と産業の発展に貢献する"という理念のもと、製品を通じて社会に貢献し、より良い未来の創造を目指すエアコンプレッサ・発電機メーカーです。
同社の目標は、社員の成長が会社の発展につながり、それがさらに社会の進歩に寄与する好循環の実現です。そのため、社員一人ひとりが働きやすく、充実感とやりがいを感じられる環境づくりに力を入れています。
高いコミュニケーション能力を持ち、チームワークを重視できる方、新しいことに挑戦する意欲のある方、自らのアイデアを積極的に提案できる方を歓迎しています。
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