2024.07.25
新紙幣発行!~「大分県中津市の福沢諭吉」からお隣「熊本県小国の北里柴三郎」へ~
こんにちは。リージョナルキャリア大分のコンサルタント、桝永です。
2024年7月3日、約20年ぶりに新紙幣(1万円、五千円、千円)が発行されました。皆さんは実物を手に取られましたでしょうか?
そしてなんと、「1万円札」の肖像変更は約40年ぶり!
このたび、現役を引退(?)するのは、『学問のすゝめ』の著者で、現代の文明国の土台を築いた教育者であり、思想家の「福沢諭吉」です。
そして約40年もの間、お札の顔として親しまれてきたこの福沢諭吉の出身地が、中津城や唐揚げなどでも有名なここ大分県の中津市であることは、皆さんご存じでしょうか?
福沢諭吉が18年間過ごした中津市にある旧居は国の史跡に指定され、現在「おおいた遺産」として、福澤記念館と共に歴史や文化を学べる観光名所となっています。
そんな中津市では、このたびのお札の肖像変更をきっかけに「不滅の福沢プロジェクト」が行われています。
福澤諭吉の素晴らしさを伝える講演会や、お隣熊本県の百貨店で新紙幣発行記念『お札になった九州の偉人「北里柴三郎」「福澤諭吉」展』など、福沢諭吉の功績を広く後世に伝える取り組みを行っています。
中津市に足を運んでみると、こんなお菓子があったのでスタッフへのお土産にすることに。実物のお札よりも一回り大きいサイズのクッキーで、インパクトがありました(^^)
残念ながら福沢諭吉はこのたび引退となりましたが、新たに新紙幣の「千円札」の肖像に選ばれた「北里柴三郎」はなんと、お隣、熊本県の小国町出身です!
北里柴三郎は破傷風菌やペスト菌の発見により、数多くの人命を救った偉大な微生物学者であり、教育者です。
九州から続けて「お札の顔」に選ばれる偉人が2人も出るなんて...。同じ九州人として、なんだか誇らしい気持ちになります!
小国町には、「近代日本医学の父」として知られる北里柴三郎を詳しく学ぶことができる「北里柴三郎記念館」があります。
熊本県小国町は大分県日田市に隣接した町です。ドライブがてらに訪れてみてはいかがでしょうか。
▼以前、日田市についてブログでご紹介した際にも小国町へ行っていますので、こちらも併せてご覧ください。
【大分大好きプロジェクト】福岡県・熊本県との県境「日田市」をご紹介!! 地域情報ブログ - U・Iターン転職ならリージョナルキャリア大分
現在はキャッシュレス化が進み「現金」から離れている方も多いと思いますが、新札発行による経済効果は約1.6兆円ともいわれています。
新紙幣の発行における最大の利点は、偽造防止の強化などのセキュリティの向上ですが、これをきっかけに、改めて「お金」に注目が集まることで、特需による売り上げの拡大や肖像人物のゆかりの地・企業の活性化などに繋がり、経済が盛り上がっていくことを期待します。
※掲載写真はすべて筆者撮影
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