2024.12.02
【実践編】面接時に役立つノウハウを流れに沿って解説
リージョナルキャリア新潟のキャリアコンサルタント、五十嵐です。
転職希望者の方から度々ご相談を受ける、面接への準備や面接時の注意点について以前のブログでお話ししましたが、
今回はその実践編として、面接時に役立つノウハウを流れに沿ってお伝えします。
自己紹介を伝える2つのポイント
面接の基本パターンは、以下のような流れで進行します。
- 1.自己紹介
- 2・今までの経験
- 3・転職理由
- 4・志望動機
- 5・質問
多くの企業の面接では、まず自己紹介から始まるのが一般的です。こちらでは、自己紹介を伝える際に効果的なポイントを2つご紹介します。
■話は2分半以内を目安に収める
最初に考えることは、「面接官が集中して自分の話をきいてくれるかどうか」です。諸説ありますが、概ね人間が他人の話を聞く集中力は1分半~2分半くらいだそうです。したがって、自己紹介は2分半以内を目安に収めるのが望ましいでしょう。
■自分が話したいことではなく面接官が求めている内容を話す。
自己紹介の内容は、ご自身が話したいことではなく、面接官が求めている内容を話すことが重要です。そこで、「面接官は何を求めているのか」という疑問が浮かびますね。
今まで在籍した企業や職務経歴については、履歴書と職務経歴書に記載がありますが、そこから読み取れないのが「強み」です。面接官は転職希望者の書類に目を通す際、「どのポジション(職種・役職・所属先)で活躍してもらえそうか」「〇〇の経験が活かせないか」という期待を持っていることがほとんどです。
そのため、ご自身の強みを「この会社でこうやって貢献したい」という形で言い換えてみると面接が進めやすくなるでしょう。事前に志望企業の取り組みなどを調べ、面接官の意図を想像しながら自己紹介を作成してみてください。
経験について整理しておくべき内容とは?
自己紹介からの流れで、今までの経験について質問されることを想定しておきましょう。質問されるということは、面接官がその時の光景をより明確にイメージしたいということです。
こちらでは、経験について整理しておくべき内容をまとめました。
【上手くいった経験】
- ・誰がいたのか
- ・何人メンバーがいたのか
- ・顧客はどんな方(会社)だったのか
- ・関わっていた仕事の規模はどのくらいだったのか
- ・上手くいったのはどんな理由だと考えているか
- ・どんな気持ちだったのか
【上手くいかなかった経験】
- ・上手くいかなかった原因
- ・リカバリーできたのか
- ・ピンチを察知して早急に対処できたのか
- ・周囲に協力を仰げたのか
- ・その経験から何を得たのか
転職理由・志望動機・質問についてオススメ記事を紹介
こちらでは、転職理由・志望動機・質問についてオススメ記事をそれぞれピックアップしました。どの記事も実践的な内容で、あらゆる企業の面接対策に有効です。ただし、企業によって求める答えは異なり、決められた正解はありません。記事内容をご参考のうえ、ご自身で答えを見つけ出すことが肝心です。
|転職理由については下記ブログをご覧ください。
なぜ面接では「転職理由」を聞かれる?質問を通して企業が測りたいこととは?
|志望動機については下記ブログをご覧ください。
なぜ面接では「志望動機」を聞かれる?質問を通して企業が測りたいこととは?
|質問については下記ブログをご覧ください。
正確な情報をきちんと伝えられるように作成しましょう。
まとめ
面接時の「自己紹介」「経験」「転職理由」「志望動機」「質問」の内容は、人それぞれ違います。入念に準備をして、企業にはできる限り正確にご自身のことをお伝えください。それでも内定とならないのであれば、ご縁がなかったと開き直り、次の企業へ向かいましょう。
すぐの転職をお考えの方や将来的な転職をお考えの方、面接についてご相談したい方、ぜひ一度ご相談ください。