2024.05.10
【熊本の有効求人倍率】2024年3月ー1.25倍で2か月連続の上昇
熊本労働局は2024年4月30日、「2024年3月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局「一般職業紹介状況」)
熊本県の有効求人倍率
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.25倍」で先月から0.01ポイント上昇しました。
全国平均の1.28倍を0.03ポイント下回り、全国では18位、九州では大分(1.36倍)、佐賀(1.31倍)、宮崎(1.30倍)に次いで4位の結果に。
市場の概要
□有効求人数 35,540人(前月比0.8%減↓)※2か月連続減少
□有効求職者数 28,412人(前月比1.6%減↓)※5か月ぶりに減少
□新規求人数 12,495人(前年同月比9.6%減↓)※13か月連続減少
│産業別動向(前年同月比増減)
増加 | 製造業 | ↑14.3% |
運輸業・郵便業 | ↑3.5% | |
減少 | 建設業 | ↓2.3% |
卸売業・小売業 | ↓9.9% | |
宿泊業・飲食サービス業 | ↓15.7% | |
医療・福祉 | ↓0.9% | |
サービス業(他に分類されないもの) | ↓21.7% |
<概況>
「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は、前年同月比で10.8%増と2か月連続で上昇する結果に。世界的に調整局面が続く半導体関連を含む製造業でも、ここ数か月求人を控える傾向にありましたが、前年同月比14.3%増と2か月連続で増加しています。
半導体製造装置の事業所で受注が増加している影響や、今後の需要増を見据えた人材確保、工場増設や新設等の背景もあり、求人数は増加傾向にあります。また、新型コロナの規制緩和などにより宿泊業では求人が増加しましたが、人手不足の状況は続いています。引き続き、物価高騰などが雇用に与える影響については注視が必要となっています。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時と比較すると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多いため、すぐに充足してしまうことも多々あります。
一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
▼TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら
TSMCの合弁会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の求人まとめ
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