2023.11.10
【転職事例紹介 Aさん】総務職から経理職へのキャリアチェンジ
リージョナルキャリア山梨のコンサルタント、太田です。
おかげさまで、2023年9月で弊社も無事13期目を終えることができました。本当にありがとうございます。毎期終わるたびに1年間の出来事を振り返っていますが、今回は数ある転職支援の中で、印象深かった事例を取り上げようと思います。
太田さんにはとても真摯に対応いただき、自分1人ではもっと転職活動に時間がかかっていたと思います。
相談をする中で自分の考えもまとまり、転職先を決断する際にも今後の自分のキャリアを考える上でとても貴重なアドバイスをいただきました。
また、温かい励ましの言葉もいただき、非常に心の支えとなりました。ありがとうございました。
上記はご支援したAさんからいただいた感想です。仕事冥利に尽きるお言葉が大変ありがたく、心に残っています。
転職相談
Aさんは30代前半。大学卒業後、金融機関で数年間窓口業務、金融事務に従事した後、営業職に転換。個人向け営業を更に数年間担当。その後転職して行政の職員となり、総務課で勤務していましたが、再び民間企業に転職すべく、ご相談をいただきました。
行政職員時代のご経験を活かし、活動開始当初は総務、事務職で転職先を探していましたが、お人柄もとても良い方でしたので、「未経験業種にもチャレンジできるのではないか」と思い、メーカーの事務職の選考を進めるも、残念ながらうまくいきませんでした。
キャリアチェンジの可能性
次に、地場大手メーカー2社の生産管理系の事務職、総務にてそれぞれ推薦。その際、総務として推薦した企業から「経理として受けてみませんか?」と思いがけない提案をいただきました。
Aさんは元々金融系の営業経験と日商簿記3級の資格があることから、企業側は経理としてのポテンシャルを感じたようです。
この提案をAさんに伝えたところ、当初戸惑いはありましたが、実は経理での転職は頭の隅でイメージしていたようで、そのまま経理職の選考に進むことに。
結果、2社共に無事内定となったのですが、今度は生産管理の事務職か、経理職かで迷うことになります。
決断フェーズ
決断までの過程において、私からは下記のアドバイスをさせていただきました。
・長い目でキャリアを見たとき、今回の転職の更に先まで見越した決断をしてはどうか
・「再び転職」を想定した場合、より専門性の高い経験スキルを積み重ねることができ、自身の市場価値を更に高められるのはどちらか
「Aさんであれば、どちらで決めたとしても、どちらとも正解にできるはず」と後押しもさせてもらい、最終結論は本人に委ねることにしました。
そしてAさんは、「長い目で見たキャリア構築の一歩」として、経理職にキャリアチェンジすることを決断されました。
通常、経理は実務経験が求められる傾向が強いのですが、金融機関の出身で、さらに日商簿記の資格もあれば、経理へのキャリアチェンジも可能だという好事例となりました。また、求職者の方と一緒に迷いながらも、自分なりの考えをお伝えすることによって、決断の手助けができたのかなと振り返っています。
今後も転職事例をお伝えしていきますので、ぜひ転職活動の参考にしていただければと思います。
転職相談会のお知らせ
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