リージョナルキャリ香川のコンサルタント、溝渕です。

今回は、香川県丸亀市に本社を置く、東証プライム市場上場のニッチトップメーカー「四国化成ホールディングス株式会社」を紹介します。

1947年の創業以来、同社は「独創力」を企業理念に、「豊かで輝く企業、小粒でも世界に通用する企業集団となる」をビジョンに掲げ、「化学品」事業と「建材」事業の二本柱で世界の人々の暮らしを支えています。

同社は2023年1月に持株会社体制へ移行。2大事業である化学品事業と建材事業を、それぞれ「四国化成工業株式会社」「四国化成建材株式会社」に分離。経理・総務・IT業務などを担う「四国化成コーポレートサービス株式会社」を加え、持株会社「四国化成ホールディングス株式会社」が全体を束ねる、という新たな体制をスタートさせました。

大胆な権限移譲を進め、事業スピードを加速させることで、事業拡大と新規事業の推進を図っています。

トップシェアを誇る二本柱

同社製品の特徴は、私たちの暮らしを支える身近なモノの材料や、街づくりに貢献している製品であり、「グローバル・ニッチ」かつ「No.1シェア」であることです。

例えば、化学品のうち、パソコンやスマートフォンなどの電子機器に用いられるプリント配線板銅回路の防錆剤「タフエース」は世界・国内ともに1位。また、人の命を預かるタイヤの原料として、自動車や航空機などのタイヤ性能の向上に貢献している不溶性硫黄「ミュークロン」は世界2位、国内1位。他にも、プールの殺菌・消毒剤「ネオクロール」は世界3位、国内1位。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う除菌への意識の高まりもあり、入浴施設の衛生管理から産業用水の排水処理まで、安心できる水環境に向けた数々の製品が、世界各国で愛用されています。

また、建材においても、内装材（塗り壁材）の「JULUX」や「景観エクステリア」も業界トップシェアを誇っており、現在は、さらなる新規事業の育成や品質向上のために設備や研究開発に積極的な投資を行っています。

※参照：四国化成ホールディングス株式会社公式HP

長期目標に向けた取り組み

創業時から独創的なアイデアで社会課題を解決し世界の進歩をリードしてきた同社は、チャレンジが歓迎される風土で、社員の「成長したい」という気持ちに応えてくれる環境があります。

No.1シェア製品を生み出しているR＆Dセンターは、主に20代～30代の技術者が多く、社員の仲の良さと、社内の風通しの良さを感じます。

また、女性社員だけでなく男性社員も育児休暇を取得している実績があり、社員の働きやすさやワーク・ライフ・バランスに配慮した制度が整っている点も魅力です。

同社は、2020年より「Challenge1000」として長期的な売上高目標を1,000億円に据えており、技術者をはじめ複数部門で人材を求めています。

四国化成工業株式会社の求人情報

四国化成工業株式会社では現在（2024年1月29日時点）、以下のポジションで採用が行われています。

※閲覧されるタイミングによっては掲載が終了している場合もございますので、あらかじめご了承ください。

四国化成ホールディングス株式会社のTOPインタビュー

四国化成ホールディングス株式会社 代表取締役社長 渡邊充範氏のインタビュー記事はこちらに掲載しております。

経営TOPインタビュー

四国化成工業株式会社の転職成功者インタビュー

四国化成工業株式会社に転職された方に、転職の経緯や成功の秘訣をお聞きしております。

転職成功者インタビュー

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