2021.05.14
ひろぎんホールディングス新本社ビル開業。気軽に立ち寄れるカフェやショップ、最先端の「タッチレスATM」も
ひろぎんホールディングス、新本社ビル開業
老朽化にともない2018年より建て替えが進められていた「ひろぎんホールディングス本社ビル」が完成し、2021年5月6日に開業を迎えました。
広島の方にとっては馴染み深い旧ビルは1965年に竣工。実に半世紀以上にわたり、広島の"ド真ん中"で地域発展を支えてきました。
(懐かしいですねぇ~)
そんな本店ビルは地上19階、地下1階、高さ94.89mの高層ビルへと生まれ変わりました。1階には広島が生んだパン業界の雄・アンデルセンが運営するカフェや、広島の特産品を販売するショップ・BANCARTなどが並び、2階・3階には広島銀行の本店営業部、4階はホールや史料室、5階以上はグループ会社のオフィスとなっています。
1階部分だけですが、ちょっぴりお邪魔しましたのでご紹介します。
最先端の「タッチレスATM」もお目見え
この本店ビルの目玉としてお目見えとなったのが、最先端の「タッチレス(非接触)ATM」です。これはアスカネット(広島本社・東証マザーズ)が世界初の技術を活用した『ASKA3Dプレート』を利用したもので、空中に投影された"映像に触れる"ことができ、入出金といったATMとしての操作が可能になっています。
"広島銀行にてタッチレスATMの実証実験に採用されました
株式会社アスカネット(本社:広島県広島市、代表取締役社長 松尾雄司)が開発した空中結像を可能にするプレート(以下、「ASKA3Dプレート」といいます。)が、株式会社広島銀行(本店:広島県広島市、頭取 部谷俊雄)が実施予定のタッチレスATMの実証実験に採用されました。実証実験は広島銀行 本店営業部(広島市中区紙屋町1-3-8)の新店舗移転オープン(2021年5月予定)より行われます。
ASKA3Dプレートを組み込んだタッチレスATMでは、メニュー画面が何もない空中に表示され利用者が画面に直接触れることなくATMを操作できる仕組みです。"
(引用-アスカネットHP)
(出典元)アスカネットHP
「映像を触る」という新感覚
実際にタッチレスATMを利用してみました。ガラス板の上に3D映像が浮かび上がっており、恐る恐る(笑)指を近づけてみると、ちゃんとボタンが反応しました。この「映像を触る」という感覚は、映画などで見ていた"未来"をすぐ近くに感じさせてくれるような体験でした。
新たな広島のランドマークに
ひろぎんホールディングスの池田晃治会長は開業に際して「多くの皆さんが休日にも集って頂いて、新たな広島のランドマークとしてご活用頂きたい」とおっしゃっていましたが、まさに"フラっと立ち寄れる"オープンな雰囲気でした。このビルでイベントなどが催されることはまだまだ先の話になりそうですが、そんな日が楽しみですね。
ちなみに、ひろぎんホールディングスは2020年10月に誕生。ホールディングス傘下に「広島銀行」や「ひろぎん証券」、ITサービスを手掛ける「ひろぎんITソリューションズ」などを並列にし、"地域総合サービスグループ"として始動しています。リージョナルキャリアでは広島銀行のデジタル戦略部長・瀬尾氏に事業や人材採用についてインタビューさせて頂いています。よければ併せてご覧ください。
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