転職成功者インタビュー

西部電機株式会社
吉野清明さん(仮名・人事) 39歳

コンサルタントがいたからこそ見えてきた「社風」や「人柄」が入社の決め手。

大学卒業後に営業職を一年間経験して以降、一貫してメーカーの人事領域でキャリアを歩んできた吉野さん。最初の転職で東京から福岡にUターンしたものの、長時間労働の常態化などもあって再度の転職を検討することに。

スカウトサービスに登録したところ、オファーは多数来るものの「自分にマッチする企業」がどこなのか見極めが難しいと感じ、リージョナルキャリア福岡のコンサルタントに相談する。

興味を持った西部電機株式会社は、担当コンサルタントが以前転職を支援した社員が在籍していて、転職成功事例の裏側から職場の雰囲気まで詳しく聞けたことでより志望度が深まったという。現在は同社の和やかな社風に満足しているという吉野さんの転職体験談を紹介する。

※本記事の内容は、2024年7月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
1回
活動期間
エントリーから内定まで51日間

転職前

業種
メーカー(精密部品)
職種
総務・人事
業務内容
安全衛生委員会の事務局、国内・海外の給与賞与計算、退職金計算、労働組合対応など

転職後

業種
メーカー(搬送機械・産業機械・工作機械)
職種
人事
業務内容
人事業務全般

スカウトオファーが数多く届いたものの、自分にマッチした企業の見極めが難しかった。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

人事課に所属して人事業務全般を担当しています。定型業務が主体ではなく、状況に応じて優先順位を決めて対応しています。

最近の具体的な業務としては、就業規則の見直し、人事院の給与実態調査への対応、高校生の採用サポート、社外監査役への資料準備など。また、若手社員の育成や技術の伝承、女性活躍促進や管理職の比率向上など、様々なテーマに取り組むことも重要な役割です。

入社前のご経歴を教えてください。

大学卒業後、東京の電気メーカーに就職し、人事総務業務を全般的に経験しました。本社人事部門では新卒・中途採用業務や社内階層別教育、労務管理、組合対応などに従事し、工場総務部門では安全衛生委員会の事務局、社員の管理・採用、施設管理などを担当しました。

同社で10年間勤務した後に、前職の精密部品メーカーにUターン転職しました。前職でも安全衛生委員会の事務局、国内・海外の給与賞与計算、退職金計算、労働組合対応など、広範な人事総務業務に携わりました。

転職のきっかけは?

前職は新工場の建設に伴って社員数も急増し、管理部門の業務量も大幅に増加していました。また、大手企業の子会社であり、親会社からの突発的な業務要求も多く寄せられる状態が慢性化し、業務が次第に積み重なっていく状況でした。

そのような状況でも増員はされず、長時間労働や土曜日出勤が常態化して管理部門での退職者も増加。このような背景から、働き方を見直したいと考えて転職を検討するようになりました。

転職活動はどのように進めましたか?

前職ではダイレクトスカウトサービスを利用した採用活動を行っていて、まずはそのサービスに自分の情報を登録しました。すると多くのスカウトメールが届いたものの、それらの求人が自分に本当に合っているのかを判断するのが難しいと感じました。

慎重に進めたいという思いから相談相手を探している中でリージョナルキャリア福岡のコンサルタント、瀬川さんからのメッセージに目が留まりました。そのメッセージに記載されていた多くの転職支援実績や取り組みのスタンスに共感し、相談することにしました。

今の会社に決めたポイントは?

これまでの経験を活かせることや働き方が見直せることはもちろんですが、決め手は社員の人柄や会社の雰囲気です。人事課の課長は以前、瀬川さんの転職支援で西部電機にUターン転職された方で、課長の人柄や職場の雰囲気を瀬川さんから聞いて興味を持ちました。

そして、実際に会社訪問をして直接話をさせてもらい、課長だけでなく皆が穏やかで気さくな方ばかりであると感じました。このような素敵な人たちと一緒に働きたいと思ったのが一番の決め手です。

和やかな会社風土に満足。働き方も改善され、プライベートも充実。

転職していかがですか?

管理本部では、中堅・若手のうち3割が中途入社社員なので、中途特有の違和感を抱くことはありません。会社全体がファミリーのような雰囲気で人と人との距離が近いと感じます。若手や中途入社者向けの飲み会も定期的に開催され、和やかな雰囲気です。

転職して良かったと思うことは?

職場内で活発なコミュニケーションが行われていることです。これは人間関係が良いからこそだと思います。

分からないことがあってもすぐに教えてもらえますし、会社をより良くしていくために同じ想いを持って建設的な議論ができる点も、とても良いと感じています。

困っていることや課題はありますか?

課題ではなく、必要なこととして「会社のことをより深く知り理解すること」です。それは従業員の顔と名前を覚えることから始まり、製品や技術について、製造過程や関連するセクション、そして個々の従業員がどのような仕事をしているかを正確に理解することが重要だと考えています。

生活面の変化はありましたか?

ずいぶんと変わりました。前職では自炊する時間も余裕もなく、ほとんどが弁当か外食でしたが、現在の会社に入社してからは夕食を作ることが多くなりました。

休日も海が近いので海岸沿いのサイクリングや、体を動かすことも増えました。会社には運動部があり、その中には登山部もあるので、入部も検討しています。西部電機に入社して、生活習慣が大幅に改善されたと感じます(笑)。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

自分一人で考え込まず、まず気軽な気持ちでコンサルタントに相談すると良いと思います。私も年齢的に若いわけではないので、転職活動が長期化するのではないか、など漠然とした疑問や不安がありました。

しかし、瀬川さんに相談してこれらの不安が解消され、転職活動も活動開始から1ヶ月半ほどで終了しました。

ダイレクトスカウトサービスが主流になりつつある中、次々と紹介される求人に振り回されず、皆さんも自分に合った職場を見つけてもらいたいですね。

そのためには、しっかりとサポートしてくれるコンサルタントに相談することが大切だと思います。

担当コンサルタントから

チーフコンサルタント 
瀬川 泰明

吉野さんは穏やかで実直な性格で、人とのつながりや関係性をとても大切にされる方です。新卒入社した会社の一年目は営業職でしたが、今でも当時のお客様と年賀状のやり取りをしているというエピソードが、吉野さんの人柄を表していると感じました。

働き方の見直しに加えて、一緒に働く人たちとのつながりや関係性が吉野さんにとって非常に重要な要素だと感じ、確信を持って西部電機社をご紹介しました。

吉野さんのご支援を通じて、改めて経験や条件面だけでなく、価値観や志向、そしてカルチャーとのマッチングが重要であると再認識しました。

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